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9月26日 ルネサンス音楽を歌う2(東京)
出席:S1、A6、T2、B1

Guerrero “Missa Super flumina Babylonis”より
《Credo》冒頭~cuius regni non erit finis.
・歌詞を読む
ポイント①歌声で歌うように読む。
各声部に相応しいピッチも考慮する。
②言葉の抑揚、アクセントに留意する。
③単語ごとに途切れないように、流れを大事にする。
・歌う
ポイント①“読み”の抑揚と流れを歌にする。
②“ブレス=流れが途切れる”とならないよう注意
③一つのフレーズの最初と最後は特に大切に歌う
*最後の一つ前の音(ぺヌルティマ)に重みや広がりを感じて歌う。
④強調すべき語句、音節は音量の変化を伴って表現する
*いわゆるアクセント>の歌い方をしない事が重要。
(=頭に来ない)
☆具体例
各パート Factorem coeli et terrae の部分は、後方terraeに重みを置く。
Tenor 練習番号1 Visibilium 1回目はラドドードミ、2回目はラドドドレと音価を短く刻んでいるのは、次へのエネルギーを高め、先へ進める流れを作るため。
各パート練習番号3 Et ex patre natum の下降音型のメロディーは憂いを持った表現に、続く練習番号4を力強く表現して対比を作るのも一つの歌い方と考えられる。

次回は《Credo》の続きの部分(楽譜は送付の予定)も練習。

★10月24日(土)の講座は1時間繰り上げて12時開始となります。
ご注意下さい。
by fonsfloris-k | 2009-09-26 13:00 | 講座レポート
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