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1月21日 「総合講座2」パレストリーナ(東京)
  Palestrina: Offertoriaより
  出席者 14名

  今回から Coir Bookを見て歌う(自分の楽譜は見ない)

1. Super flumina をページごとに練習。
 注意すること
  ・ Super の u を深い音にする。
  ・ 各パートの違いをはっきり出す。
  ・ どのパートが主(パン)でどのパートが塩か、お互いに他のパートを聞き合いながら歌う。
  ・ ポリフォニーはそれぞれの役割があって支えあっている。
    他のパート、本来の旋律との違いを意識する。
  この曲は練習不足のため、発表会では歌わない。
2.発表会の曲目
  Sacerdotes Domini
Benedicam Dominum
  この2曲をきれいに歌う。Gregoria聖歌はなし。
3.Sacerdotes Domini
・ 出だし、他のパートを聞いてそのリズムに合わせて歌う。
   ポリフォニーは<助け合い、助け合われあい>である。
   自分の都合で歌うのではなく、お互いを聞き合う。
   Sacerdotes Domini の部分
  ・ 声部が一声ずつ加わってゆき、一斉に全声部がDominiを大きく歌う。
    曲全体を通して模倣が続く<通模倣様式>である。
  「パレストリーナの楽しみ」とは?
    フレーズが新しくなったとき言葉も変わるので、言葉のリズムを出すことで雰囲気
    を変える。
  ・ incensum の n を早く発音することでリズムが出る
  ・ et ideo santi erunt ideo の符点とsancti の a をはっきり歌う。 suo にアクセント。
  ・ et non polluent からの旋律の特徴は上に上がってゆく、それを感じて歌う。

4. Benedicam Dominum
・ 3ページ目の初めはフォーブルドンという和音。
   その和音をきれいに響かせる。バランスに気を付ける。
  ・ この曲もフレーズごとに特徴的な旋律が出てくるので、それぞれの旋律をどう歌うかを
   次回までに各自が考えてくる。

(SM)
by fonsfloris-k | 2012-01-21 13:00 | 講座レポート
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