5月17日 パリ・ノートルダム楽派の音楽(東京)
第2回(14時~17時)

1)一昨年オルガヌム講座のプリントをもとに、オルガヌムの歴史的概論をさっくり復習。以前受講したかたは、そのときに配布されたプリントを次回持参すること。

2) 前回うたった単旋律Benedicamus dominoを、その中に含まれる協和音程五度八度を意識しながら復習。
さらに、先生のVoxPrincipalisに対して、受講者がVoxOrganalisとなり五度の平行オルガムヌ、ついで四度の平行オルガヌムの2声オルガヌム、さらに男声受講者がVPの八度下の平行オルガヌムとなって三声の平行オルガヌムに挑戦。
その際、以下の点に注意して。
・旋律を五度上に移調して歌うのではなく、VoxPrincipalisに対して五度の音程を常に感じて歌う。四度も同様。ただし自然倍音にはない四度はデリケートに。
・息は常に空間を循環しているイメージでよどみなく常に動き続けている感じ。
・倍音のなかに次の協和音程の音が存在しており、そこにすうっと自然に導かれていくようなイメージで。
・ミとシは高い音程をキープする。
一度に上記に注意をして歌うのは、かなり集中力が必要で、何度も挫けながら頑張りました。

3)いよいよ 三声のコンドゥクトゥスモテトBenedicamus domino。前回の復習、さらに譜読をすすめ、今回はテノールの歌詞でいうとBenedicamusまで歌詞をつけて歌う。
・協和音程は豊かに響かせ、そうではないところは、けして正面からぶつけない。
・他のパートの音と自分のパートの音の一瞬一瞬で変わっていく関係に常に気を遣い、前へ出たり後ろへ回ったりと意識しながら歌う。
・同じ母音、とくにテノールがのばしているのと同じ母音は、音色を揃える。
・クチの内部を積極的に動かして、歌詞が声に載って明徴に聴こえるようにする。

とにかく、楽譜通りに音程をはめてソルフェージュのように歌うのではなく、それぞれのパートが他のパートをよく聴き相互の関係に沿いながら歌う、ということは理解出来ました。
しかし実践は難しい~。皆さん、復習予習頑張りましょう。

(YN)




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by fonsfloris-k | 2015-05-17 14:00 | 講座レポート
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