6月10日 グレゴリオ聖歌演奏法(東京)

グレゴリオ聖歌演奏法

ミサ通常唱のトロープスについて学ぶ。

挿入句であるトロープスには3種類:

1. 既存の曲のメリスマ部分に新しい歌詞をあてがう

2. 歌詞はつけずに新しいメリスマを挿入する

3. 新しい旋律を新しい歌詞付きで挿入する

洗礼の聖ヨハネのミサの一環として取り組んでいるミサ4番のキリエ cunctipotens genitor とグロリアのトロープスを練習(新しい楽譜を配布)。Graduale triplex の各キリエにタイトルが付いているのは、トロープスの歌詞の最初の数語による。

そのあと入祭唱をおさらい。アレルヤ唱は替え歌なので、元の降誕節の2曲を練習してネウマを学んでから、替え歌である聖ヨハネのアレルヤを練習。昇階唱もおさらいする。Introitus-Kyrie-Gloria は続けてアタッカで、Graduale-Alleluiaもアタッカで。アレルヤ唱は、versus のあとAlleluia に戻るのが通常だが、中世には戻らずに、次の 続唱 Sequentia16世紀のトリエント公会議で4曲・後に5曲・以外は廃止される)にそのまま続ける。

ミサを歌う

キリエをグレゴリオ聖歌と交互に通して練習。聖歌は記譜より4度上に「移調」することになるが、全体が全音低くしているので、その辺りも注意。聖歌の終わった音から、次のセクションの各パート自分の音が取れるようにしておきましょう。

後半はグロリア、聖歌はとりあえずやらずに、イザークのみ練習。

Laudamus te

Adoramus te

2セクションは歌詞つけて練習。

GratiasDominefili2セクションは jajaja で。Domine fili Altus に音域が低いところがあるので、Tenor とパートを交換してみたが響きが良くないので、やはり、本来の通り。ただし Altus の低い"Jesu"の一フレーズのみ、ちょうど休符になっている Bassus が代わりに歌う。

この2セクションを次回は歌詞つけて練習するので、準備しておくこと。残りも音取りをしておきましょう


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by fonsfloris-k | 2017-06-10 10:00 | 講座レポート
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