2017年 05月 21日 ( 1 )
5月21日 中世の音楽 トロープスとオルガヌムを歌う(東京)

5/21 14時から祐天寺で安邨先生指導のもと、中世の音楽講座の第2回目が行われました。今週は、先週の第四ミサのキリエの復習とAd organum faciendumについて、女声がオルガヌム声部,男声が定旋律に分かれて歌いました。

 Ad organum faciendumはオルガヌム声部を作るための教則本のようなもので、その中にCunctipotens genitor Deus旋律 1音に対して1音ずつ、1・4・5・8の協和音程のみ(一音だけ3度が登場する)のオルガヌム声部が付けられている例が登場する。(本文の内容の大半は規則と短いフレーズの例が中心で、1曲のメロディー全てにオルガヌム声部が付いているものは2曲のみ。写本ではテキストの上に文字譜で音が書かれている。)


☆前回の復習:旋法についてフィナリス(終止音)とドミナントが大事な音。

☆聴くことと歌うことのバランスをとる。

自分の中に響く音よりも外の音を聴くようにすると周りの人の音が聴こえるようになり、音程が合ってくる。

☆調子にのって声を出しているとどんどん音程が高くなるので、音が降り注ぐイメージを持つ。

☆ソルミゼーションの最高音であるlaに当たる音から始まる時、天上に近いイメージで。

☆声帯で音がなっているイメージ。

☆口をすぼめ気味にして、はっきりと発音すること。

☆下のパートの上に乗るイメージ。お互いに聴きあうこと。


【次回までの宿題】

次回はコンポステラの写本を見て行きます。今日歌ったオルガヌム声部と第四ミサのキリエを復習しておいてください。(H.I)



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by fonsfloris-k | 2017-05-21 14:00 | 講座レポート