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3月28日 フランス・バロックの合唱曲を歌う(関西)
於母の家ベテル
受講:18名(S9、A4、T3、B2)

内容
<1>Charpentier, Messe de Minuit
Kyrie
・ 母音を前の上で。iからeに移っても後ろにこもったり下に落ちたりしない。
・ Kyrieの-ri-とeleisonの-i-が「ビヨン」の「ビ」で強く緊張した感じで。その後の-eと-sonが「ヨン」で弱く解放された感じで。-eと-sonが1拍目や3拍目に来ることが多いので逆に強くなってしまいがちなので気をつける。そもそも4拍目から1拍目、2拍目から3拍目、の組み合わせを「ビヨン」と感じる。
・ すべてを均質な感じにはしない。 8分音符をイネガルにするだけでなく言葉の上でも不均等にすることに意味がある。
・ イネガルは決められた音符を付点にするという意味ではなく「ビヨン」「ビヨン」のつながり。「ヨン」でのばしている音は「終わりは始まり」の音。
・ 41小節:Tailleの装飾。点がついている場合はその音から始まる。この場合はその音を1拍分のばしてから動き始める。したがってBasseの装飾の方が先に動き始めることになる。
・ 50小節4拍目から51小節1拍目:Haute-contreのeは低くfは高く。
・ 67小節:fは高くcisは低く、で緊張感を出す。
・ 100小節以降:Kyrieの-eとeleisonのe-の間でアーティキュレーションしないが、ビヨンを出すことによって言葉が変わったことがわかるように。
Gloria
・ 8分音符イネガル。特に付点4分音符の後の8分音符のイネガルを忘れない。同音反復はイネガルしないというルールは付点の時にはあてはまらないので注意!
・ 10小節:Taille 1拍目cisはcの間違い。その前のhが低めなのでcに上がる時はかなり高く上がる感じ。
・ 14小節:Haute-contre装飾つける。fisを低く。gからはかなり下がるという意識で。
・ 36小節4拍目:Dessus装飾つける。
・ 61小節2拍目:ピアノ譜でg♮はg♯の間違い。
・ 68小節:最後のcisはcの間違い。
・ tollisのllもpeccataのccもはねない。
・ 100小節〜:Qui sedes,で切って、その後のqui sedes ad dexteram Patrisは続けて。
・ 132小節3拍目:Dessus 1も2も装飾つける。
・ 138小節3拍目:Dessus 1も2も装飾つける。
・ 162小節:Tailleのcisはc♮に。
・ 164小節:Haute-contre装飾つける。
Credo
・ 8小節以降各パートに出てくる点付き装飾は最初の音を2分音符分のばしてから動き始める。
・ 17〜18小節はin tempoで。26〜17小節は少しrit.
・ 24小節の頭(Taille)にタイがぬけている。

(NI)
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by fonsfloris-k | 2012-06-15 22:52
合唱団フォンス・フローリス 練習レポート2
6月27日(日)14:00-17:00 中目黒住区センターで行われた練習のレポートです。

内容
<1>発声
・母音を鼻母音の位置で鳴らす練習。
・イネガルの音型の練習。
・装飾の音型の練習。
*ドミニク・ヴィスの母音の響かせ方がフランス風の母音の大変よい参考になるので、何かCDを聴いて感覚をつかんでおくのはお勧めです。

<2>Charpentier, In Nativitatem Domini nostri Jesu Christi Canticum
Salve puerule(292小節~)
(上からDessus 1、Dessus 2、Haute-contre、Taille、Basseと表記します)
・8分音符イネガル。付点の後の8分音符もイネガルにするのを忘れない。
・pueruleのpu-e-、-ru-leがそれぞれ「ビヨン」。「ビ」にあたるpu-と-ru-で響きを作る。他の言葉でもどこが「ビヨン」にあたるか意識する。tenelluleのte-nel-、-lu-le、parvuleの-vu-leなど。
・この曲全体で、付点4分音符の後の8分音符は「ビ」にあたるところ。付点4分音符よりも響かせて。逆にならないように。
・4小節ひとまとまりのフレーズで、1小節目の3拍目から2小節目の1拍目への流れ、3小節目の3拍目から4小節目の1拍目への流れを感じる。
・308小節:te'utのeは軽く、uの方を出して。
Surgamus(148小節~)
(上から女声1、女声2、女声3、女声4、Taille、Basseと表記します)
・8分音符が続くイネガルがぴょんぴょん跳ねないように。
・festinemusのfes-ti-の同音反復は最初の音がスタッカートで後の後がテヌートのようなイメージで。-ti-ne-で「ビヨン」。
・172小節~:Ibi laudabimusのIbiの後早めに[l]の音を作る。

<3>Charpentier, Messe de Minuit
Credo
Patrem(1小節~)
・8分音符イネガル。付点4分音符の後の8分音符のイネガルも忘れない。この場合は同音でもイネガルにする。
・長い音はずっと同じにしない。停滞しない。必ずどこかにむかう動きがある。
・visibilium見えるものとinvisibilium見えないものとの雰囲気の違いを感じる。
・29小節:Etとin、inとunumはリエゾンする。
・37小節:natumとanteの間はアーティキュレーションして、リエゾンしない。
Deum de Deo(41小節~)
・49小節:dについている装飾はeではなくesで。その他の(51小節と53小節の)dについている装飾はeで。
・91小節:suntの母音は[oe]。
Et incarnatus(110小節~)
・113小節:Haute-contreの装飾要確認。
Crucifixus(129小節~)*ソロ
Et ascendit(159小節~)
・189小節~:nonの語尾は[n]でちゃんと閉じる。

(NI)
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by fonsfloris-k | 2012-06-15 22:52
3月23日 グレゴリオ聖歌を歌う(東京)
講座内容:
・聖歌のジャンル (ミサ、聖務日課、諸曲) の説明
・教会旋法の説明
旋法の特徴的なメロディーを歌って理解する。
(第1旋法~第8旋法)
・聖歌の様式 (シラビック、オリゴトニック、メリスマ) の説明
・ミサの形 (典礼式次第における固有唱と通常唱) の説明

○ミサ通常唱を歌いながら学ぶ
シラビックなKyrie、Litania(連祷) Gloria、Sanctus、Agnus Dei
メリスマのKyrie (ミサⅥ、Ⅷより) Gloria (ミサⅣ、Ⅴより)
それぞれの曲を歌い比べて特徴を感じ取る。

*参考文献の紹介:講談社学術文庫 皆川達夫著『中世・ルネサンスの音楽』

次回予定:第1回講座の復習と資料残りの部分 (8,9,10ページ) を歌い、ミサ固有唱にも入る予定

講座資料5枚、10ページ
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by fonsfloris-k | 2010-04-05 12:33
1月23日 ルネサンス音楽を歌う2(東京)
Guerrero “Missa Super flumina Babylonis”より《Credo》

発表会に向けて、大型楽譜を見て歌う練習。

・ma~ma~ma~で歌い、その旋律のレガートな流れを把握、その後、その流れを壊さないように言葉で歌う練習。
(例:練習番号6のように忙しい部分も優雅に軽やかにレガートで歌う)

・フレーズの最後の音でその和音が聞こえるように意識を持つ
=他のパートを聞いて和音を捉える。

・フレーズの始まりを各パートがしっかり示す歌い方をする。

・言葉が聞いている人に判る歌い方を工夫する必要がある。
=単に音の通りに歌うだけでは実現できない。

・子音はぶつけるのではなく、“つまみとる”方法で明確に発音。
(例:sub Pontio Pilato はっきり発音して強調する)

・表現に変化を与える歌い方
(例:練習番号3の下降音形は、上から降るように歌い、練習番号4の部分と対比させる。練習番号5は更に雰囲気を変えてクライマックスを作り始める。練習番号7の前は
poco rit. で一旦おさめる。

発音の注意:re-surrexit=レスゥレグジィット(接頭辞reの後のsは濁らない)
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by fonsfloris-k | 2010-01-23 13:00