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9月28日 ルネサンス音楽を歌う1(東京)
前回行ったCredoに言葉をつけて歌う。

○5度の関係
今回特に気をつけたところはP36のEt in carnatus est de spiritu....
番号⑦の部分、バス、テノールに対しての5度上のカントゥスの音程。
またここは、全パートが同時に進むところなので、歌詞の読み方に気をつける。
※歌うというよりは話すようにする

○裏拍ではいってくるところ、例えば番号③のアルトゥス
Et ex patre....など、裏拍にしているのは意味があることなので、はっきりわかりやすく入ること。不安げに入ってくると音楽がぼやけてしまう。

○歌詞について、ラテン語は文章の最後の音節にアクセントはないので、文章の終わりの言葉(シラブル)を強く発音しない。
※文末を強く歌わない。

○テンポについて、どうしても譜面にかじりつき、自分のテンポになっているので注意するように。

○番号の訂正があります。
テノールの番号②の位置がずれているので、訂正してください。
正→P33のverso(P34)3段目brevis(歌詞lium)の上に②番を記入してください
誤→P33のverso(P34)2段目brevis(歌詞nium)の上に記入の②番

途中、先生が、ポリフォニーはお互いを助けあい、助けられあうというお話してくださいました。譜読みが終わった次のステップは、全体の中で自分がどの位置にいるか相手を聞いてお互いの関係を感じながら歌うようにとお話していたのも同じことではないかと思いました。

発表会はKyrie と Gloriaを行うそうです。
残すところ4回になりましたが、次回からは発表会に向けて、Kirieから始めるそうです。それぞれ復習をしてきて、わからないところがないように、またわからないところがあったら質問してくださいとのことでした。
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by fonsfloris-k | 2009-09-28 14:00 | 講座レポート
9月26日 フランドル楽派の音楽を歌う(東京)
出席:S2、A3、T4、B1

Josquin de Prez “Salve Regina”

*練習番号7でContra.とTen.を入れ替えて歌う。
*Canon“Salve”はTen.3つのセクションを男声が1人づつ交代で歌う。

先生は敢えて一緒に歌わず、受講生の歌いぶりを観察、その後特に音程を正しく調整することと倍音を共鳴させ合うための発声(母音を前上方で明るく響かせる歌い方)、下降音を決め付けないで軟着陸させる歌い方、その他細かいご指導を頂きました。

しかしながら、発表会に向けての選曲という点で一歩(どころか遥か?)及ばず、次回はPierre de la Rue の練習をしっかり行うことになりました。

★自主練習を10/3、10/12 の2回行う予定。別途連絡します。
☆10月24日(土)の講座は1時間繰り上げて14時半開始となります。ご注意下さい。
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by fonsfloris-k | 2009-09-26 15:30 | 講座レポート
9月26日 ルネサンス音楽を歌う2(東京)
出席:S1、A6、T2、B1

Guerrero “Missa Super flumina Babylonis”より
《Credo》冒頭~cuius regni non erit finis.
・歌詞を読む
ポイント①歌声で歌うように読む。
各声部に相応しいピッチも考慮する。
②言葉の抑揚、アクセントに留意する。
③単語ごとに途切れないように、流れを大事にする。
・歌う
ポイント①“読み”の抑揚と流れを歌にする。
②“ブレス=流れが途切れる”とならないよう注意
③一つのフレーズの最初と最後は特に大切に歌う
*最後の一つ前の音(ぺヌルティマ)に重みや広がりを感じて歌う。
④強調すべき語句、音節は音量の変化を伴って表現する
*いわゆるアクセント>の歌い方をしない事が重要。
(=頭に来ない)
☆具体例
各パート Factorem coeli et terrae の部分は、後方terraeに重みを置く。
Tenor 練習番号1 Visibilium 1回目はラドドードミ、2回目はラドドドレと音価を短く刻んでいるのは、次へのエネルギーを高め、先へ進める流れを作るため。
各パート練習番号3 Et ex patre natum の下降音型のメロディーは憂いを持った表現に、続く練習番号4を力強く表現して対比を作るのも一つの歌い方と考えられる。

次回は《Credo》の続きの部分(楽譜は送付の予定)も練習。

★10月24日(土)の講座は1時間繰り上げて12時開始となります。
ご注意下さい。
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by fonsfloris-k | 2009-09-26 13:00 | 講座レポート
ぶらあぼ10月号
ぶらあぼ10月号にマエストロ・インタビューとヴォーカル・アンサンブル カペラの広告が掲載されました。以下のHPで見ることができます。
http://www.mde.co.jp/ebravo/book/200910/index.html#page=68

新しいCDが待ち遠しいですね053.gif
タイトル:ジョスカン・デ・プレ ミサ曲全集第1集「ミサ《御父の母にして娘》」
収録曲:アントワーヌ・ブリュメル 「御父の母にして娘」
    ジョスカン・デ・プレ ミサ《御父の母にして娘》より
    ジョスカン・デ・プレ ミサ《他の人を愛するなど》より
    ジョスカン・デ・プレ サンクトゥス《他の人を愛するなど》
    ヨハンネス・オケゲム ロンドー「他の人を愛するなど」
価格: 2,625円(税込定価)

「友の会」の定期会員 募集中035.gif
http://www.cappellajp.com/concert/index.html
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by fonsfloris-k | 2009-09-24 16:38 | 古楽院の庭から
9月5日 ルネサンス音楽を歌う(関西)
受講:28名(S10、A8、T4、B4)

内容
<1>Victoria, Sancta Maria, succure miseris
・言葉をきちんと読む。アクセントの場所、意味を考える。違いを出しても音は途切れないように。
・フレーズがどこに向かうかを常に気をつける。
・長3度を低めに純正に。
・Sanctaの-taとMariaのMa-の違いを出す(同じ音で同じ長さだけれど)。
・succúrre míseris (miserisのアクセントの位置はmi-。歌詞カードを訂正しておいてください)
・juvaのju-は「ユー」ではなくて、[j]の後に[u]が来る。
・pusilanimesの-si-のsは[z](濁る)。
・refoveの-foveはre-の半分くらいにおさえる。
・flebilesのflを早めに言う(ここに限らず、子音は早めに、音の頭は最初から母音で鳴らす)。
・intercéde -ter-からアクセントのある-ce-に向かって響きを作る。
・fémineo (femineoのアクセントの位置はfe-)

<2>Victoria, Ave maris stella
・長い音は小さく始めてふくらませる。
・4節 te→esseはつなげる。
・4節 quiのqを早く言ってuiですぐに鳴らす。
・6節 videntes→Jesumはつなげる。「イエスを見ることができますように」


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響きがよいので、いつもと
反対側に移動してf0201614_20404964.jpg
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by fonsfloris-k | 2009-09-05 15:45 | 講座レポート
9月5日 グレゴリオ聖歌入門(関西)
受講:28名

内容
<1>P.1の4つのAlleluiaの復習
・音をいただいてから歌い始めて、響きの中で音をずっとつなげていくことが重要。
・ネウマによって、きちんと鳴らすところ、鼻唄みたいに歌うところ、など表現に違いを出す。でも響きはずっとつながっている。

<2>P.3の2つのAve Mariaの復習
・2つめ(下段)のAve Mariaは12月13日の発表会で歌いますので完全にマスターしてください。
・下段のAve Mariaのbenedictaの-ctaの最後がepisema付きのclivisになっているのはbenedictaからtuに向かってつなげたいから。「祝福されているのは貴女」と言いたい。tuに入ったら流れる。
(その他、前回の講座と重複する内容は省略)

<3>聖母のミサ(発表会のプログラム)の流れ
・発表会では聖母のミサの形式でプログラムを組みます(詳細は配布プリントを参照してください)。
・グレゴリオ聖歌クラスのtuttiで歌うのは入祭唱、アレルヤ唱のAlleluiaの部分、奉献唱、拝領唱、司祭との受け答えの部分。奉献唱と終祭唱の後にそれぞれルネサンスクラスで学んでいるビクトリアのモテットを歌います。

<4>入祭唱 Introitus: Salve sancta Parens
・Salveは先唱者が歌う。*印以降sancta~をtuttiで歌う。
・3段目のT.P.はtempore paschalisの略で、復活祭にはこのAlleluiaを歌う、の意味。今回は歌わない。
・4段目のPs.は詩編唱。前半は先唱者が歌う。*印以降dico~をtuttiで歌う。Gloria Patri以降は省略した書き方で書いてあるので、下にある省略なしの楽譜で歌う。前半は先唱者、*印以降Sicut~をtutti。最後までいったら最初のSalve sancta Parensに戻る。戻った時は最初のSalveからtuttiで歌う。
・ParensのPa-の3つめの音についたteneteを4つめの音までのばす。
・terramqueのter-の小さい音符はrだけを歌う。
・regitのre-の5つめの音についたteneteを6つめの音までのばす。
・音の高さは、低いけれどとりあえずそのままで。

<5>アレルヤ唱 Alleluia: Post partum
・先唱者が最初のAlleluiaを歌い、tuttiでまた最初のAlleluiaから歌う。V(詩節)Post partum~は先唱者が歌い、最後の*印以降pro~をtuttiで歌い、最後までいったら最初のAlleluiaに戻る。

<6>拝領唱 Communio: Beata viscera
・Beata visceraは先唱者。*印以降Mariae~をtuttiで。

★次回は発表会で歌うグレゴリオ聖歌の歌い方を詳しく学びましょう。

配布プリント
・『聖母のミサ』 A3 5枚(9ページ)
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by fonsfloris-k | 2009-09-05 13:30 | 講座レポート
第3回コンセール・スピリチュエル 大成功のうちに終了!
8月28日、合唱団フォンス・フローリスによる第3回コンセール・スピリチュエル「フランス・バロック宗教音楽の夕べ」が、杉並公会堂大ホールにて大成功のうちに終了しました060.gif

会場にいらしたお客様からは、たくさんの好評の言葉をいただきました。8月8日の合同練習の際に、音楽の時代背景についてお話を伺った関根敏子先生からも感想をいただきましたので、ご紹介します。
8月28日の「フランス・バロック宗教音楽の夕べ」で、リュリとドラランドの作品を嬉しく拝聴しました。なぜなら、独唱5人、小合唱、大合唱、古楽オーケストラという大編成とともに、柔らかなラテン語発音がフランス風の響きを再現していたからです。
なかで際立っていたのが、小合唱の存在でした。単に大合唱とソリストの間をつなぐ役割どころか、まさにフランス独自の華麗な色彩を作り出していたのです!このような音響世界が日本で実現できるとは! 欲を言えば、ヴェルサイユのような残響の多い教会で。。。
でも、ソリストの方々をはじめとして皆さんが真摯にフランスの宗教音楽に取り組んでくださっていたことに、「フランス・バロックおたく」のひとりとして心より感謝しております。最後に、花井哲郎さんの指揮が(練習時も含めて)予想以上に情熱的で驚いたことも付け加えさせてください。その情熱で、これからもフランス・バロックの名曲の数々を素晴らしい演奏で聴かせてくださることを期待しております。

関根先生の講演の要旨をまとめたファイルはこちらにあります。
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by fonsfloris-k | 2009-09-04 18:30 | 古楽院の庭から