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祝!フランス・バロック
関根敏子先生の「フランス・バロック音楽の話」の第一回目が開かれました。

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ケーキは、パティスリースリール岡村尚之シェフの特製ケーキでした。
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by fonsfloris-k | 2010-06-26 19:00 | その他
6月19日 フランドル楽派の音楽を歌う(東京)
6月19日「フランドル楽派の音楽を歌う」

Miserere mei, Victoria
・三和音をなかなか合せることができず、1番と2番を細かく指導していただく。
・ひとつひとつの音程に注意し、自分が和音の中のどの位置にいるかを意識する。
・「e」の母音を明るく広がるように鳴らす。
・フレーズの最後の和音を抜いておさめずに、しっかり鳴らす。ジョスカンなどの曲を歌うときとは違う歌い方なので、よく意識する。
・ポリフォニー部分が全部で10回。歌詞をよく読んで練習すること。

Miserere mei, Josquin des Prez
・大きな楽譜を全員で見ながら初めて歌う。
・歌詞をつけて歌えなかったため、途中から「歌詞なし」に変更。講座の前に確実で譜読みをすること。
・superius "misericordiam tuam" の misericordiam のシラブルの多さとメリスマに息を全部使ってしまって tuam がやせないように。tuam への流れを意識する。"et apeccato meo munda me"の歌詞のイントネーションに注意する。munda の -da で音符の長さ目一杯によく息を流して、me への方向を感じる

・tenor と contra が計4箇所で歌う場所をスイッチする。
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■スイッチポイント① 練習番号「2」から数えて11拍目
【tenor】3段目 deus の直後の1拍休みの後にアルト4段目目 deus の直後にジャンプ。1拍休んで amplius と歌出す。
実質的には→3段目 deus の直後で、アルト4段目目 deus の直後にジャンプ。2拍休んで amplius と歌出す。
【contra】4段目 deus の直後で、テノール3段目 deus の直後にジャンプ。すぐに amplius と歌い出す。

■戻りポイント① 練習番号「3」から数えて3拍目
【tenor】アルト5段目「3」の前で munda me と歌ったら5拍休んで、テノール4段目目「3」から3拍目にジャンプ。すぐに miserere と歌い出す。
【contra】テノール4段目「3」で munda me と歌ったら1拍休んで、アルト5段目目「3」から3拍目にジャンプ。すぐに miserere と歌い出す。

■スイッチポイント② 練習番号「6」
【tenor】練習番号「6」でアルト「6」にジャンプ。すぐに miserere と歌出す。
【contra】練習番号「6」でテノール「6」にジャンプ。3拍休んで miserere と歌す。

■戻りポイント② 練習番号「8」の7拍前
【tenor】アルト3段目1回目の ysopo を歌ったら、テノール3段目目 ysopo の直前にジャンプ。すぐに ysopo と歌い出す。
【contra】テノール3段目 domine と歌って7拍休んだら、アルト3段目の2回目の
ysopo の直前にジャンプ。すぐに ysopo と歌い出す。

フォリオ2からフォリオ3にページをめくるときは、パートをスイッチしたままなので、めくった後の場所を間違えないように注意する。
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◎講座の前に各自で譜読みを終えてくること!

(CT)
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by fonsfloris-k | 2010-06-19 15:00 | 講座レポート
6月19日 ルネサンス音楽を歌う(東京)
1)冒頭で今回講座内容のおさらい
(聖金曜日の聖務日課の構成と、歌う部分の位置づけ)

2)エレミアの哀歌(Lectio Prima)
・アルトを中心として言葉(発音)と音の確認。
・5度音程の飛躍の確認 (ポジション変化が「ページをめくるように」なるように。)
・同じ言葉を繰り返す時は2度目を強調するように。
(e.g. filiae、filiae Sion)
・付点のある部分は表情を作るべき場合が多い。
各パートにあるPariter は明確な発音とリズム感を出す。
・Tenorのシンコベーション的な antemurale の部分は明確に出ながらも、クレッシェンドになるよう最初から強く出ない。
・カデンツに向かう掛留する部分はしっかりと音を支え解決したら力を抜く。
・長い音では音に方向性があるように歌う。
(e.g. luxitque)

3)レスポンソリウム (Tamquam ad latronem)
・アルトを中心として発音と音の確認。
・発音をしっかりして言葉が明確に聞こえるように。
(e.g. gladiis, fustibus)
・existis の ex はちょっとにごって「エグジ」に近い感じ。
・eram in templo docens は、 eram と in templo で区切る。eramの「m」は口を閉じてちゃんとmにする。
・CantusとTenorの高い音(G)から降りてくる ad crucifigendum の ad は軽く入ってふくらませる。
・今回はcumque 以下は時間切れ。次回へ。
・Cantusのclefが「ト音記号」になっているので、Chiavetteの可能性がある。
(日本語に出来ないので、キアヴェッテ、と言うしかない。)
その場合は3度くらい低くして歌う。この曲への適用については今後検討していく。

(YF)
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by fonsfloris-k | 2010-06-19 12:30 | 講座レポート
6月16日 グレゴリオ聖歌演奏法(東京)
第一夜課

<朝課の構成>
3つの夜課があり、各夜課は3つの朗読(lectio)、3つの詩篇(antiphona)、3つの答唱詩篇(responsorium)からなる。
順番は詩篇が3つ続いた後、朗読→responsoriumを3度繰り返す。

1.P.11~12  Lectio Ⅰ
:De Lamentatione Jeremiae Prophetae(エレミヤの哀歌)
<曲の解説>
第一夜課の朗読エレミヤの哀歌は本来、1人が朗読するが15世紀位からは複数人で朗読されるようになった。つまりポリフォニーで歌われるようになったことを意味する。朗読をフォーブルドンの形(アルトはソプラノより4度下を完全平行に、一番下のパートは6度下だが適度のアレンジをつける)で歌っていた。このような歌い方は大祝日など荘厳な雰囲気にしたいとき、詩篇にも現れる。

最初はエレミヤの預言の哀歌というタイトルを読み、その後朗読が続くが、各節を唱えるに当たり、ヘブライ語のアルファベットの文字"A"="HETH"を唱え朗読、次にB="JOD"を唱え朗読、"C"="CAPH"を唱え朗読に入るという習慣がある。一般的にはこの部分は歌わないが、聖週間の典礼の中で、この部分を歌うことによって独特の雰囲気が醸し出される。

最後の大区分線の節”Jerusalem, Jerusalem, convertere ad Dominum Deum tuum”はエレミヤの哀歌に含まれないが、各朗読の最後にこの部分を唱えるのがtenebreの特徴である。
<注意点>
・歌わないように、語る感じで
・一人で朗読するときは比較的高い音で、一本調子に朗読する
*発表会ではVictoriaのグループが歌うが、Victoriaの曲は最初の一節と最後のJerusalemの節のみを歌う。

2. P.9 ~10 3.Antiphona : Insurrexerunt in me
<曲の解説>
第8旋法の詩篇で、Antiphonaを歌った後、詩篇1~20を歌い、Antiphonaに戻る。
3つの詩篇が終了すると、P10の”Diviserunt sibi vestimenta mea~”というversiclum を先唱者と全員で歌う。この部分は3つの詩篇の内容を一言で表す締めくくりと考えられる。
次に沈黙のうちに主の祈り(Pater noster)を唱えて詩篇の部を終了する。
<注意点>
Antiphona 第二段目のiniquitas のソミファソララのミの音が取りづらいので注意すること。

3.P.6 1. Responsorium“Omnes amici mei”
<曲の解説>
第一朗読エレミヤの哀歌の次に歌われるResponsorium。第三旋法で最初のdominantはド音であるが、Versus部分のdominantはシ音となっている。
<注意点>
・Omnesのところは流れない、amiciの-mi-にアクセントがありciが低くなっているので、そこに向かって若干流れる感じ。meiのme-は流れず、-iに入ってから流れる。Derelinquerunt の-runtはアクセントがないので、抜かないで続いていくような感じで歌う。
・最初の小区分線後、valueruntの-lu-は長すぎないように。
insidiantes のanにアクセントがあるので、nのリクェッシェンスの小さな符は短めに歌い、すぐに-tesに移る。そこにクィリスマがあるので、勢いに乗って mihi に進む。
・中区分線の後、tradidit の-ditにはアクセントがないが、meに向かうところ 準備で軽い動きをし、meが終着点となる。meのmを7番目の音符で先取りする。 quemの長さは均等だが接近させるように。diligebam のところは-ge-に向かって動いていく。
・中区分線から数えて2番目の小区分線後、aceto の部分はaで二音、ceで二音 上がった後、一端おさまって、次にクィリスマがあるのでそこから勢いをもっ て上がる。
・Versus部分のtenete箇所は次の通り。
interiniquous~me までについては interiniqous の-ter-の部分1,3,4,6番目の符と小区分線前のmeの最初の符。
小区分線後 et~meae までについては pepercerunt の-runt部分の符。
a nimae の a の部分の最初から3,5,7,8番目及び -mae の2,4番目の符。
meae の5,8,9番目の符。

4.P4~5 2.Antiphona "Diviserunt sibi” 第八旋法
<曲の解説>
第一夜課のantiphonaはすべて第八旋法。
<歌い方>
・詩篇の前半と後半の間は息を吸うというよりもむしろ息を吐くように。
・次の詩篇に移るときは一呼吸置かないで入る。
・詩篇の前半、後半ともに最後の音にはアクセントがないので、その前の音を響かせ、最後の音は力を抜いて歌う。
・28番 saturabuntur はアクセントが-bun-にあるので、-turで音を下げ、すぐに次に続ける。

5.P.3 1.Antiphona”Astiterunt reges terrae”
<曲の解説>
本来はAntiphonaの前に導入部分があるが、Tenebreのみは例外で、いきなりこのAntiphonaに入る。

6.P.7 2.Responsorium”Velum templi scissum est”
<曲の解説>
第二旋法、マタイ、ルカの十字架の場面の箇所。
”memento mei, Domine~tuum”は盗賊の言葉
<注意点>
・中区分線後、cruce の-ru-の部分にはエピゼマが付いているが、エピゼマ ごとに止まらないように。
・中区分線の次の小区分線後、dum 以下、venerisの部分では-ne-が長くな らないように。inの二つ目の四角符の”くにゃ”部分はリクェッシェンス を表し、この音の方が長くなる。regnumのmをはっきりと言うこと。
・versus小区分線後、qui dormiant の-ant部分は答唱部分の上から3段目の 最初の di-cens のdi-の部分のネウマを参照すること。
et~sanctorum までは軽く歌い、次にコンマがあるが止まらないように。

(YF & SO)
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by fonsfloris-k | 2010-06-16 19:00 | 講座レポート
6月7日 総合講座「テネブレを歌う1」(東京)
前回の復習
グレゴリオ聖歌について
・旋律は8つの旋法に分類される。(重要!)p4
フィナーリスはレミファソの4つ。
ドミナントは5度上が正格(1・3・5・7)
ドミナントは3度、4度上が変格(2.4.6.8)
グレゴリオ聖歌は1、言葉 2,旋法 3,ネウマの順に大切(三位一体)

・アレルヤ唱
1,第4旋法 ミで終わり、ラが強調されている。
2,第7旋法 ソレを大切に歌う。
3,第2旋法 ファレを大切に歌う。小さい音(Alleluia)のiを先取りして歌う。
4,第8旋法 ドソを大切に歌う。

・レスポンソリウム p6
第7旋法だが始めの部分は第8旋法 
区分線の後、6度の跳躍がある。(Deusの所)グレゴリオ聖歌には少ししか出てこない。
新しいor別の伝承のバージョン p7
言葉の内容に合っている。音楽的には優れている。
「息を引き取りました」の部分 Et inclinato
p6は高い音のまま、
p7は低く始まっている(シファ 三全音、トゥリトヌス、悪魔の音程)
「十字架の印」は真ん中の「十字架の印」の所に戻る。
グレゴリオ聖歌 ミを高めに歌う。

レスポンソリウム p46
音符の復習
注意点 シャープは一つのみ有効、フラットは高めにシャープは低めに歌う。
長い音 アクセントが付かないように
読み方 facte (factaeのaeの部分のaが省略される)

次回レスポンソリウムの復習と次に進む。 

(KI)
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by fonsfloris-k | 2010-06-07 14:00 | 講座レポート