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12月21日ルネサンス音楽を歌う[1] ジョスカン・デ・プレ(東京)
[主な内容]
・発表会に向けたコワイアブックでのアンサンブル練習
Missa de beata virgine(聖母のミサ)グロリアより
前半:最初~練習番号9の終わりまで(~viriginis matris)
後半:Qui tollis ~練習番号16の終わり、メンスーラがかわる
ところまで(~Mariam coronatus Jesu Christe)

[練習ノート]
1 流れを感じること。
 フレーズの終わりは、おさめるとともに次のフレーズの始まりを
 意識すること(終わりは始まり)。
2 言葉にしたがった音のつながりやゆらぎを意識すること
 ・全部均等に歌わないこと。なめらかなフレージング。
 ・Et in terraの Et からinへ動き、hominibusのhoからmiへの動き、
  Qui tollisのQuiからtoへの動きに注意。
 ・コロール(3拍子)の”Qui tollis peccata mundi…”をぶつ切れに
  ならないよう言葉を感じること。
3 他のパートとの関係に注意すること。
・同じ音型を歌っているパートはどこかを常に意識すること。
・フレーズの終わりでの和音をよく聴くこと。
・フレーズの終わりとはじまりが重なる場合の和音や受け渡しを
意識すること。
4 歌詞の意味の確認
 ・“Deus Pater omnipotentens (全能の父である神)”の後の”
  Domine Fili unigenite..”(主である御ひとり子)の歌い方に注意
  (全能とひとり子の言葉の違いを感じること)
・“miserere”には憐みのニュアンスを表現すること。
5 発音(フランス式ラテン語)の注意
・Et のtやpacs やSanctus、Sanctificansのcは発音しない。
・Mundiのuはオに近い。
・Guibernans やsolusのuの発音注意
・発音は過去のレポート参照

以上

(A.K)
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by fonsfloris-k | 2013-12-21 13:00 | 講座レポート
12月21日 グレゴリオ聖歌入門(東京)
配布プリント1枚

ミサの形式を学びながら、聖母お潔めの祝日のミサを通して歌いました(時間の都合で途中までになりました)。

◆「ミサの形」
プリントより
※文字が青色の箇所が固有唱 Proprium、緑色の箇所が通常唱 Ordinarium
※赤色の数字は「聖母お潔めの祝日のミサ」の各曲が掲載されているGraduale Triplexのページ

(1) 入祭唱 Introitus 543ページ
(2) キリエ(あわれみ)Kyrie 741ページ
(3) グロリア(栄光)Gloria 742ページ
(4) 集会祈願(集祷)
(5) 使徒書朗読 Epistola
(6) 昇階唱 Graduale 360ページ
(7) アレルヤ唱 Alleluia あるいは 詠唱 Tractus 544ページ
(8) 続唱 Sequentia
(9) 福音書朗読 Evangelium
(10) クレド(信仰宣言)Credo 769ページ(1番)
(11) 叙唱 Praefatio 421ページ
(12) 奉納唱 Offertorium
(13) サンクトゥス(聖なるかな)Sanctus 743ページ
(14) 奉献唱(ミサ典文)Canon missae
(15) 主の祈り Pater noster 812ページ
(16) 平和の祈り Pax Domini
(17) アニュス・デイ(神の小羊)Agnus Dei 744ページ
(18) (聖体)拝領唱 Communio 544ページ
(19) 拝領後の祈り(拝領祈願)Postcommunio
(20) 閉祭の歌 Ite missa est 821ページ

◆聖母お潔めの祝日のミサ
唱えられる言葉は、ルカによる福音書第2章(22~35)と詩編48:10,11,2からとられています。
御降誕(12月25日)から数えて40日後に当たる2月2日は、聖母の御潔めの祝日です。主の奉献の祝日とも言われます。また老人シメオンが御子を「光」と呼んだので、ミサの前にろうそくの祝別式があります。

◆発表会
2月11日の発表会は聖母お潔めの祝日のミサの流れにそって行われます。
グレゴリオ聖歌入門クラスは、ミサの固有唱のGradulareとAlleluiaを歌います。

C.T.
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by fonsfloris-k | 2013-12-21 13:00 | 講座レポート
12月18日ソルミゼーション~中世の移動ドで歌う(東京)
① FerraboscoのIo mi son giovinetta(1558年, Venetia版)?の
ソプラノ、テノール、バスをそれぞれ移動ドで歌った。
第1旋法では堂々とした雰囲気や威厳に満ちた態度などを表現する
ことが多いが、ソプラノパートにおいては、第1旋法のこの特徴を
活かして、春の訪れを喜び甘い恋のときめきを高らかに宣言する様子
が、見事に表現されていることが分かった。

② Venetia版(1558年出版)の各パートでmusica ficta を付けるべき
音、付けることが可能な音を探した。
後に出版されたAntwerp版(1591年出版)では、Venetia版には記載されて
いなかったmusica fictaが既に書き込まれていることが分かった。

③ 歌詞を朗読した。歌詞は1行が11音節で構成されている。朗読の際
には、10音節めにアクセントがくるように読む。このイタリア語の韻律
法を旋律にも応用してベートーベンを弾くとポリーニのような演奏に
なるらしい。

④ 3パートに分かれて合唱した。第3音にmusica fictaを付けた場合と
付けなかった場合とで、曲全体の雰囲気が大きく変わるのが面白い。

(YH)
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by fonsfloris-k | 2013-12-18 19:00 | 講座レポート
12月7日オルガヌムを歌う(東京)
前半:
Alleluia : senex puerum portabat を歌いました。キーは楽譜
より2度下げです。
まずは部分部分を、それから全体を alleluia を繰返して歌いました。
注意としては、
・V.P.がしっかり歌わないと、V.O.がそれに乗れないので、しっかり歌う
・V.O.は、常にV.P.の響きの中にあるように
・旋律の途中に4度や5度、8度などが出て来た時に、重要な音程なので、
 その響きを大事にし合うように。
・音を一音一音置く様に歌うのではなく、旋律の流れを歌うこと。
 音を止めないこと。
などでした。

後半:
4番のキリエのトロープス Rex virginum amator deus が配られました。
発表会でこれも歌います。まずトロープスなしの4番のキリエを
(つまりkyrie eleisonの歌詞だけで)歌いました。また、9番の
(聖母の)キリエも参考のために歌いました。キリエの歌い方は、
kyrie eleison 3回、christe eleison 3回、kyrie eleison 2回を
左右交互に一節ずつ歌っていきます。最後のkyrie eleisonはその中で
交互に歌って最後のeleisonはtuttiです。
続いて、トロープス付きの4番のキリエを歌いました。
最後に、トロープス付きのキリエに、平行オルガヌムを付けてみました。
時間がなくて最初の3節のみしか付けられませんでした。
ララソラドシラソララソファレミに対してミミレミソソソソラミミファレミ
と付けました。エレイソンの部分はtuttiです。

(MW)
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「講座もあと2回になりました。微妙な響きにも繊細に反応しなければなず、
非常に集中力を必要とする音楽ですので、必ず残りの2回を参加して発表会
に臨んで下さい。」(安邨先生より)
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by fonsfloris-k | 2013-12-07 18:00 | 講座レポート