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9月28日アンサンブルクラス 中世の音楽(関西)
13:30-17:30 於母の家ベテル
受講:9名(S4、A2、T2, B1)

内容
<1>Machaut, La Messe de Nostre Dame, Agnus Dei
・tenorのAgnus Deiの定旋律を全員でグレゴリオ聖歌風に歌ってみる。
・tenorのqui tollisのquiのドからミを広く。ソからミに降りる時は狭く。
・qui tollis以降がisorhythmになっている。
・tenorのtaleaは、それぞれqui tollis以降が、第1アニュスは12+12+1。第2アニュスは4x6+1。第3アニュスは12+12+1。
・motetusの第1のmiserereの-rereなどのようなシンコペーションのところ、裏を感じて、音の変わり目を早く。
・みんなで止まるようなところ、響きを聞き合って。
・tenorの第3アニュスのdonaのdo-のplicaの音はファ(♭)。
<2>Machaut, La Messe de Nostre Dame, Ite missa
・写本によって、Ite missa est.をグレゴリオ聖歌で歌い、Deo gratias.をポリフォニーで歌う場合と、両方を同じポリフォニーで歌う場合とがある。両方の可能性がある。今回はグレゴリオ聖歌&ポリフォニーのバージョンで。
・tenorの定旋律を全員でグレゴリオ聖歌風とtaleaつきで歌ってみる。
・motetusの練習番号3の後にある付点のところの不協和音を意識する。
・Ite misa est.もポリフォニーで歌うバージョンでも歌ってみました。
<3>Machaut, La Messe de Nostre Dame, Sanctus
・前半3曲Kyrie, Gloria, Credoと後半3曲Sanctus, Agnus Dei, Ite missaの違いは旋法の違い。前半はレの旋法。後半はファの旋法。
・tenorの休符の前にミが来て休符の後にファが来るところ、休符の間も緊張感を保って。
<4>Machaut, La Messe de Nostre Dame, Credo
・だいぶ歌い慣れてきましたが、ちょっと気をゆるめるとミが低くなるので注意。
・いつも顔の前の上の部分で歌うイメージを忘れない。
<5>Machaut, La Messe de Nostre Dame, Kyrie
・第1キリエはポリフォニー→男声グレゴ→ポリフォニー
・クリステは女声グレゴ→ポリフォニー→女声グレゴ
・第2キリエはポリフォニー→男声グレゴ→ポリフォニー
・クリステのグレゴの時、練習番号2のリガトゥーラの後で区切る。練習番号3のリガトゥーラの上の音で-ley-という。
<6>Machaut, La Messe de Nostre Dame, Gloria
・voluntatis.とLaudamusの間をアーティキュレーションする。

(N.I.)
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by fonsfloris-k | 2014-09-28 13:30 | 講座レポート
9月27日コンドゥクトゥスを歌う(東京)
(1) Ave Virgo Virginum
和声を確認しつつ、三番迄、歌詞をつけて完成させた。

(2) Veris ad imperia, Eya!
一声ずつ音を取り、リズムをみんなで考えた。一番頻度の高い第1モードを
ベースにし、一番のみ歌詞を付け、三声合わせハーモニーを作ってみた。
三段目、Triplumの歌詞gratiaのaの音を軽く歌うように指導された。(F♯!!)
Duplumの歌詞cordaのaの音程を高くして(全音は広く ! )ハーモニーの
完成度を上げた。
最後の段、flos intra の部分、リズムが変則となった。
次回で完成させる。

(JK)
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by fonsfloris-k | 2014-09-27 18:00 | 講座レポート
9月27日総合講座 グレゴリオ聖歌とフランドル楽派のポリフォニー(関西)
13:30-17:30 於母の家ベテル
「総合講座 グレゴリオ聖歌とフランドル楽派のポリフォニー」
受講:16名(S8、A4、T3、B1)

内容
<1>グレゴリオ聖歌でSalve Reginaを復習
・ますUsualis版で。一音階ごとでなく、ネウマのイメージを持って歌う。
・音が上に行くときは、響いたところを開く感じ。下に行くときは、響いたところが落ちないように。
・5度と4度の違いを意識して感じる。4度は中途な感じ。5度は完結した安定した感じ。
・今一緒に歌っている人たちと声をそろえることを意識する。
・次にオブレヒト時代のものと思われるバージョンで復習。
<2>Obrecht, Salve Regina
・Penultima(最後から二番目、の意味で、最後から二番目の音が緊張感や重みがあることを意味する)を意識する。たとえば、テノールの練習番号1の直前の音はPenultima。練習番号1の最初は休符だけれど、この時に他のパートがPenultimaの次の音「終わりは始まり」の音を歌っているので、そのことを意識する。
・練習番号3のようのところは、高揚するところと抑えるところ、引き延ばすところと動くところ、の違いを意識する。
・全体的に[e]の母音が落ちたり開いたり暗くなったりしがちなので、前に上に鳴らすように気をつける。
・シンコペーションのリズムが甘くならないように。
・Et Jesumのところ、長い音符ばかりつながっているけれど、細かい動きを歌っている時と同じ動きを感じながら長い音を歌うように。
・Jesumは[e]と[um]の母音の色の違いを出す。
・音の変わり目すばやく。変わる直前を少し大きく。
・練習番号13から14にかけて、テンションが波のようにつながるように。その時、コントラがつなぐ役目をしている。
・O piaのpi-の途中で6の和音「ファラレ」が出てくるのは神秘的な感じ。
・ポリフォニーと交互に出てくるグレゴリオ聖歌は男女交互に歌います。最後のvirgo Mariaは全員で。
<3>Josquin, Ave Maria ... benedicta es
・コワイヤブックで通して復習。

(N.I.)
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by fonsfloris-k | 2014-09-27 13:30 | 講座レポート
9月20日グレゴリオ聖歌2 ミサの聖歌(東京)
☆来年の発表会で演奏する曲目は、第一部「聖母のミサ」固有唱を担当します。
☆演奏箇所の日本語訳プリント1枚配布されました。

<演奏曲目>頁番号はTriplex
P. 404「Vultum tuum」
P. 822「Gloria Patri」第2旋法
P. 54「Speciosus forma」
P. 414「Alleluia Post partum」IV番
P. 422「Felix nam que es」
P. 423「Beata viscera」

Kyrie(P. 741)、Gloria(P.725)は、別団体がグレゴリオ聖歌ではない曲で
演奏するので、実際は歌いませんが、練習だけしました。

☆次回は
1. 前回まで取り組んでいた、聖霊降臨の曲をサッと通すので、各自さらっておく。
2. P. 54「Speciosus forma」のVersus部分及び、それ以降の曲。
3. P. 414「Alleluia Post partum」IV番、ランのネウマの解説。

☆ネウマと四角譜が一致していない箇所の訂正をしました。
P. 404「Vultum tuum」2段目、大区分線の後、adducentur部分。
  レ ファ ファ ソ ファ ファ → レ ファ ファ ソ ラ ファ
  変更した「ラ」は、小さい音符で軽く歌います。

P. 54「Speciosus forma」
1段目、Speciosusuのo-sus部分。
  ソ ラド シ ド ドー → ソ ラド シ シ シー
4段目、複縦線のすぐ前、tuisのis部分。
  ミー ソ ソ ミ ソ ファ ソー ミー → ミー ソ ソ ミ ソ ファ ファー ミー
P. 55 4段目最後に同じ旋律が出てくるので、そこも同じ。
P. 54 1段目の2個目、4段目の小区分線は無効。繋げて歌います。

(TO)
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by fonsfloris-k | 2014-09-20 13:00 | 講座レポート
9月12日グレゴリオ聖歌1 聖務日課の聖歌(東京)
1. 配布資料 11ページ~16ページ

2. 前半
Vespraeの構成要素の時代的変化を説明
16~17世紀以後はAntiphonaにおいて詩篇の後refrain部分として
グレゴリオ聖歌でないもの(ソロのモテット、ヴァイオリンソナタ、オルガン曲
など)がAntiphonaの代りに用いられた(イタリア、フランスにおいて)。

 ☆課題:モンテヴェルディのVespro della beata vergineを聞くこと

 ・発表会(2015年2月11日)に向けた練習
  11ページ O admirable commercium!
  12ページ Quando natus es のネウマ(16ページ)の書き写し作業を行った。
       ネウマに合わせ、音を替えた箇所もある。

 ☆宿題:13~15ページのAntiphonaeにもネウマを書き写すこと

3. 後半
  Vespraeを奇数節、偶数節に分かれ、通しで練習した。

4. 要望
  勉強になるので、ときどきネウマを書き写す宿題を出して欲しい。

(YH)
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by fonsfloris-k | 2014-09-12 19:30 | 講座レポート
「フランス・バロック音楽を聴く~ラモー没後250年を記念して」のご案内
音楽史講義3「フランス・バロック音楽を聴く~ラモー没後250年を記念して」
第4回 9月13日(土) 午後6時半~9時
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第4回は、ラモーの最初のオペラ「イポリットとアリシ」です。
ラモーは子供の頃からオペラ作曲家になることを夢見ていましたが、
その夢が実現されたのは、50歳の時でした。1733年に発表した
最初のオペラは、太陽王ルイ14世の時代の音楽家リュリが創り出した
フランス・バロック・オペラの伝統に従っています。同時代のイタリア・オペラ
と大きく違うのは、古典悲劇とバレエが重視されていたこと。古典悲劇からは、
舞台での格調高いフランス語の韻律や抑揚を歌の旋律に活かしています。
またバレエ場面の重視は、太陽王ルイ14世が踊りを好んでいたからです。
ラモーの最初のオペラ「イポリットとアリシ」の台本は、古代のギリシャ悲劇では
なく、リュリが手本とした大劇作家ラシーヌの悲劇「フェードル」からとられています。
とはいえ、ラモーのオペラは、伝統に従いながらも、斬新な個性で新しい旋風を
巻き起こしました。それは、同時代の大作曲家が「10のオペラが入っている」
と感嘆したほどでした。
こうしてラモーは、続く第2作「優雅なインドの国々」とともに、
フランス・バロック・オペラの第2の黄金時代を築き上げたのです。
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☆お知らせ☆
第6回の講義は、先生のご都合で11月15日(土)に変更になりました。

※1回ごとにお申し込みいただけます。
受講料:各回 4,000円(学生:2,500円)
講議の後にはフランス・ワインと茶菓をお楽しみ頂けます。
★申込・問合:窪田 m-kubota@fonsfloris.com
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by fonsfloris-k | 2014-09-09 15:56 | その他