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12月20日「コンドゥクトゥスを歌う」(東京)
2月11日の発表会では
1)1声のコンドゥクトゥス「Beata viscera Mariae virginis」(長いので最
   初の1節と最後の7節のみか)
2)3声のコンドゥクトゥス「Ave Virgo Virginum」
3)3声のコンドゥクトゥス「O vera O pia」
この3曲のうち、2曲ないし3曲を時間を考慮しつつ組み合わせて発表す
る予定。

●Beata visceraの譜面が配られ練習に入りました。
 Beata ~」はAnonymus Ⅳ氏の賞讃するペロティヌスが作曲したものと考えられ、
 後の多くの写本にも書き残されている。
 1声の曲は演奏の手がかりが少ないが、後の写本の譜や現代の音楽学者の考察
 により、リズムを何となく推定できる。
 (本来は私たちも譜を見ながら自分たちで考えたいところだが、今回は発表会
  も迫ってきているため割愛。)
 先生の歌を聴き、リズムを確認し、歌う。
 高さは全音下げ。ドローンと4度、5度の関係に細心の注意を払って歌うこと。
 「O~~mira」と「po~~st」の長いメリスマでは5度、4度など響きの兼ね合い
 でどこかに重みが出てくるので、均一に降りて来たりはしない。

●Ave Virgo Virginumの練習をしました。
 高さは全音上げ、または短3度上げ。
 長い音をのばし、他のパートが動くとき、動くパートの邪魔をしないこと。各
 パートの音が「喧嘩をしない・ぶつからないよう」に歌う。

●O vera O piaの練習。前回お休みの人が多かったのでリズムを確認しながら歌
 い、3段目の頭までを歌う。
 残りの部分は、各自で予習・復習して自分なりに完成させておくこと。

発表会まであと2回です。よく復習しておきましょう。最終的に歌うピッチにつ
いては次回の講座で決定します。

☆「Beata~」と「Ave virgo~」はムジカセルペンティスの新CD「Notre Dame~聖母マリアに捧げるうた~」を参考にすることができます。

(M I)
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by fonsfloris-k | 2014-12-20 18:00 | 講座レポート
12月13日 ルネサンス音楽2 ジョスカンの神秘的なモテット(東京)
〈練習曲目〉
・O admirabile commercium
・Quando natus es
・Rubum quem viderat

ルネサンス音楽の場合、長いフレーズは後の方に響きを充実させたい旋律が多い。ポリフォニーでは模倣しながら各声部が重なってくるが、各声部が重なった時に密度が濃くなり響きが充実することを理解すること。フレーズはペヌルティマに向けて動く。ペヌルティマはフレーズの最後から二番目の音という意味であり、フレーズの中で緊張感の高まる瞬間である。各声部ともカデンツへの到達感とカデンツが終わったことの安心感、開放感を感じること。長いフレーズはブレスを何回しても良いので、ブレスをしながらも全体が繋がるように歌い、響きが拡張するイメージが大事。

(SS)
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by fonsfloris-k | 2014-12-13 13:00 | 講座レポート