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4月3日アンサンブルクラス ジョスカンの聖母モテット(関西)
13:30-17:30 於母の家ベテル
「アンサンブルクラス ジョスカンの聖母モテット」
受講:12名(S4、A4、T3, B1)

内容
<1>マリア・アンティフォナ
・マリア・アンティフォナは4曲。Regina caeli、Alma Redemptoris Mater、Ave Regina caelorum、Ave maris stella。
・それぞれに歌う季節を決めたのはトレント公会議後ここ数百年のことで、ジョスカンのころはいつでもよかった。Regina caeliは復活。
・Alma Redemptoris MaterとAve Regina caelorumを同時に歌うことは現在はないが、ジョスカンの頃は特に取り決めはなく、いつでもよかった。
<2>Alma Redemptoris Materをグレゴリオ聖歌で
<3>Ave Regina caelorumをグレゴリオ聖歌で
・ジョスカンと歌詞が違うところを直す。Salve radix, salve porta, → Salve radix sancta,
・Vale, o valde decora, → Vale, valde decora, ミの音も一つ取る。
・♭なしで。
<4>Josquin, “Alma Redemptoris Mater/Ave Regina caelorum”
・ミラノのドゥオーモの写本。
・作曲のスタイルからしてジョスカンの初期の作品と思われる。前半完全、後半不完全というのも古いスタイル。
<5>Josquin, “Ave maris stella”
・試しに全音下げで。
・もとはパートブックだったものを切り貼りしてコワイヤブックに作り直したもの。
<6>Josquin, “Ut Phoebi radiis soror”
・試しに全音上げで。

次回は2時間なので、"Ut Phoebi radiis soror"を練習します。

(N.I.)
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by fonsfloris-k | 2016-04-03 13:30 | 講座レポート
4月2日 「総合講座 ジョスカンのモテット入門」(関西)
4月2日(土)13:30-17:30 於母の家ベテル
受講:26名(S13、A8、T3, B2)

内容
<1>Josquin, “Qui velatus facie fuisti”
・ミラノのドゥオーモ所蔵の写本。
・motetti missalesというジャンル。ミラノのスフォルツァ家の宮廷で歌われたと思われる形式。ミサの中で、あるいは、ミサの代わりに歌われるモテットのこと。フランスバロックのグランモテのようなもの。
・6曲で1つの連作モテット。6楽章のミサ代用モテット。
・イタリア伝統のポリフォニーのラウダのスタイルに似ている。
・イタリア風だけれど、フランドルの人たちが作った。
・短三度上げ。
・第1曲と第6曲を譜読み。
・この写本は2声ずつのパートブック。最終的にはコワイヤブックにして歌います。
<2>Josquin, “O bone et dulcissime Jesu”
・フランドル風のモテットだが、ところどころにmotetti missalesの影響がみられる。
・通模倣様式が随所にみられる。これは15世紀には少なく16世紀には普通になっていくスタイル。推し進めた一人がジョスカン。
・このままのピッチで。
・1ページ目を譜読み。
・この写本はコワイヤブック。

(N.I.)
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by fonsfloris-k | 2016-04-02 13:30 | 講座レポート
4月1日「総合講座 ジョスカンのモテット入門」準備講座(関西)
19:00-21:00 於母の家ベテル
受講:10名(S7、A2、T0, B1)

内容
<1>記譜法の歴史
・最初の記譜はグレゴリオ聖歌のネウマ。現代で言う、決まった「リズム」を表すものではなかった。
・11世紀から12世紀にかけてポリフォニーが生まれる。最初はグレゴリオ聖歌に即興で対旋律をつけていくものだったが、だんだん作品として仕上げ、記録するようになり、楽譜に記すようになった。
・ポリフォニーである以上、ある一定の音価、特定の長さを持つ、周期的なリズムが必要になった。→「計量された」記譜法、つまり計量記譜法へ。
・最初は黒色計量記譜法、15世紀頃に白色になる。
<2>白色計量記譜法の説明
・ジョスカンの”Qui velatus facie fuisti”と”O bone et dulcissime Jesu”を使って少し譜読み。

(N.I.)
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by fonsfloris-k | 2016-04-01 19:00 | 講座レポート