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4月29日 ルネサンス音楽2 イザークのモテット(ミサ固有唱)(東京)

【ルネサンス音楽2 イザークのモテット(ミサ固有唱)】

4/29(土) 13:00-16:00


祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて、

花井哲郎先生ご指導のもと、今年度第一回目のルネサンス音楽2講座が開かれました。



☆Choralis constantinusについて

1550,1555年に出版される(イザークの没後数十年経過した後に出版される。)

パートブック形式であり、弟子のゼンフルの補筆により完成される

ミサの一年分の固有唱、通年で作曲されたものとしては他にウィリアム・バードくらいしかない。

コンスタンツというドイツの街のカテドラルの依頼によって書かれたが、

全てが全て依頼品ではなくそのほかの作品の寄せ集めでもある。


当時のヨーロッパのミサの形式はオルガンと合唱が交互で演奏する。

例えばオルガニストがグレゴリオ聖歌を元に即興した後に、イザークの作品を歌う。


イザークは30過ぎにフィレンツェに来て、イタリア人と結婚。フランドルが母国。絶頂期は南ドイツ。


今年は洗礼者ヨハネの祝日に歌われる歌を歌う。

Ad missam in dieとは日中のミサという意味。introitusとは司祭が入場する時に歌う。


本日は間にグローリアとイザークと同時代のネウマ譜によるgraduale patavienseを挟みつつ、

イザークによるantiphona ad introitumを歌いました。


(H.I.)


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by fonsfloris-k | 2017-04-29 13:00 | 講座レポート
4月23日 中世の音楽「トロープスとオルガヌムを歌う」第一回目(東京)

4/23 日曜日 14:00-17:00 安邨尚美先生指導の下、中世の音楽クラスの

今年度第一回目がフォンスフローリス古楽院にて行われました。

取り上げるのは、第四ミサ・使徒の祝祭日(Missa cunctipotens genitor deus)

のキリエです。今回は言い換えのトロープスがどのようなものか、

また5度と4度の厳格な平行オルガヌムを、

音が混じりあうのを耳で確認しながら歌いました。


☆中世の歌は耳から覚えるのが基本で楽譜ありきではないので体で感じよう。


☆パラフレーズとは言い換えたり、注釈したり、ある種の装飾とも言える。


☆宗教音楽はグレゴリオ聖歌が根底にある。

トロープスはそれにテキストを付け加えていったもの。

例えばメリスマ部分の各音に対し詞句を一音節ずつあてはめたりする。

またそのテキストの意味も、本来の聖歌の言葉をパラフレーズしている。


☆トロープスの最初のテキストであるcunctipotens genitor deusが、キリエ4番の代名詞、

さらに第4ミサ(使徒の祝祭日のミサ)全体の代名詞になっている。

(ただし、中世の時代には第4ミサという明確な名前やセットは存在していない。

これらは近代になってから整備されつけられたもの。)


☆教会の空間を、単音の響きで満たすとそこには倍音がすでに含まれている。

その響きのイメージを大切に、音を聴き、歌っていきましょう。(H.I)


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by fonsfloris-k | 2017-04-23 14:00 | 講座レポート
4月22日 ルネサンス音楽1 イザークのミサ曲(東京)

【ルネサンス音楽1 イザークのミサ曲】第一回目

4/22土曜日13:00-16:00


祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて

ルネサンス音楽1のクラスの今年第一回目の講座が行われました。

花井哲郎先生ご指導の下、今年はイザークのミサ曲

Missa Solenne」を取り上げます。



イザークの生い立ちについて

フランドル出身でのちにイタリアに帰化。

しかし人生の大事な時期に神聖ローマ帝国に仕えることになる。


イザークの作品について

交互唱ではグレゴリオ聖歌の部分をオルガンで弾いていた。

これをMissa ad organumという。

イザークは速筆であったとされるが、それはパーツの使い回しや、

ゼクエンツの多用に見て取れる。


テンプス・ペルフェクトゥム

(Tempus perfectum)記号は""

ブレヴィスの中に3つセミブレヴィスが入る。

ただしブレヴィスとセミブレヴィスが並んででてきた場合は、

ブレヴィスとセミブレヴィスの比率が2:1になる。



今回のMissa solenne はルードヴィッヒ・ゼンフル(L.Senfl)

というイザークの一番弟子による写本から参照してる。(H.I.)


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by fonsfloris-k | 2017-04-22 13:00 | 講座レポート
4月8日 ルネサンス音楽入門(東京)
【ルネサンス音楽入門】
4/8 13:30-16:00
祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて
ルネサンス音楽入門講座第1回目が花井哲郎先生の指導のもと行われました。


☆17世紀以降と16世紀までと記譜の仕方が全く異なる(16世紀までは小節線がない、
各パートが別々に書かれている、
四分音符基本ではない、
リガトゥラなど今の楽譜と大きく異なる)

☆ムジカ・フィクタについて
→当時の人は歌いながら判断して半音上げ下げするほど即興の技術がある。

☆ハインリッヒ・イザークのProphetarum maximeを歌いました。
歌詞は当てず、まず各パート音程のみで歌うところまで。

☆フォーブルドン:最上声との関係で平行4度、6度で推移する即興和声の書法。


(ひとこと)
まずは第1回目お疲れ様でした!
皆様、春期集中講座の内容を忘れていませんでしたでしょうか(私はつい3週間前の内容かなり忘れてることに愕然としています…とほほ)
2/12の発表会は忘れずに予定を空けておいてくださいね。(H.I)


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by fonsfloris-k | 2017-04-08 13:30 | 講座レポート
4月8日 グレゴリオ聖歌入門(東京)
【グレゴリオ聖歌入門】4/8 10:00-12:30
4/8祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて
グレゴリオ聖歌入門講座第1回目が花井哲郎先生の指導のもと行われました。


ミサの固有唱と通常唱の区別について。
聖歌隊が歌う歌について。
聖歌というのは典礼のためにあり、教会暦に則る。

☆グレゴリオ聖歌としては、楽譜に記載されている内容は10世紀以降時代と共に徐々に単純化。それと同時にポリフォニーの発展がみられる。

☆トロープス:一音に対し一音節。
挿入句として聖歌のメリスマ部分に加えられたり、
全く新しい音楽とともに新しい詩が加えられることも。

☆アンティフォナの旋法によって
次に唱える詩編の歌い方が変わるので、旋法の分類が必要とされた。

☆今日は聖霊降臨の大祝日から、
キリエ
サンクトゥス
主の祈り
アニュス・デイ
閉祭唱
を歌いました。


(ひとこと)
第1回目お疲れ様でした!
2/12の発表会には皆さん忘れずに予定を空けておいてくださいね。(H.I)

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by fonsfloris-k | 2017-04-08 10:00 | 講座レポート