テキスト: A.W. Atlas著、"Renaissance Music (Norton Introduction to Music History)"
第26章 396~407ページ 1520~1550年、ポスト・ジョスカン世代と呼ばれる作曲家たち(N. Gombert、A. Willaert、J. Clemens non Papa、Cristbal de Morales、C. Janequin、Claudin de Sermisy)が活躍した。彼らは、往々にして、ジョスカンの単なる追随者、あるいは「無名」と誤解されるが、実は当時、相当な名声を誇り、多くのすぐれた作品を残した。 「進歩」の概念が、芸術の幅広い分野に影響を及ぼした時代だった。音楽においても、前時代の教会音楽の伝統を密接に継承しながらも、地理的配置の推移に伴う様式の変化や調性の拡がりが見られた。 演奏を聞いた曲:Gombertのモテット"Ave Maria"ほか。ゴンベールによる途切れのない緻密な通模倣様式を味わう。 ☆次回は407~428ページ #
by fonsfloris-k
| 2009-04-11 10:30
| 講座レポート
(アシスタントによる補習) 指導: 窪田道子
①“Te Deum”P9~11 Sanctusの部分 ウオーミングアップのためにシンプルな箇所を取り出して 練習。発声、仏語風発音にも触れながら歌う。 ②“Miserere mei Deus”P3~31 各パートの譜読、歌詞のリズム読みの練習、歌詞で歌う練習 を行なう。 次回(4月19日 中根住区センターレクリエーション室)は “Miserere mei Deus”と“Te Deum”を全曲譜読の予定 #
by fonsfloris-k
| 2009-04-04 14:00
| 講座レポート
受講:15名
配布プリント:資料3枚 内容: <1> 受講生の自己紹介 <2> 歌唱 Hymnus - Veni, creator Spiritus ミサ1番 - Kyrie, Gloria, Sanctus, Agnus Dei(Graduale Triplex 710ページ) <3> 参考文献の紹介 十枝正子「グレゴリオ聖歌選集」(サンパウロ) K.H.ビーリッツ「教会暦―祝祭日の歴史と現在」(教文館) J.ハーパー「中世キリスト教の典礼と音楽」(教文館) E.カルディーヌ 「グレゴリオ聖歌セミオロジー」(音楽之友社)←絶版ですが古書店で見つかることがあり。 <4> 4月のネウマ「サリクス」 2年次までに学習したネウマをざっと確認してから、「サリクス」が登場するグレゴリオ聖歌のさまざまなフレーズを歌い、その旋律的な意味と記号(ネウマの形)を学ぶ。 サリクスは、第3音(オリスクス直後の音、サリクスの末尾)に向かう動きを表わす。第2音より第3音に優越性があり、第3音が重要。したがって、第2音(オリスクス)はむしろ短く、しかし後続音への動きがはっきりとわかるように歌う。 #
by fonsfloris-k
| 2009-04-01 19:00
| 講座レポート
練習曲:パレストリーナ
Missa Quem ego dabo (私が与えるパン)より Kyrie~Christe~Kyrie ☆発声のポイント 楽で自然な姿勢を取り、力で保ったり、押したりしない。 音の立ち上がりはぶつけずに、徐々に響かせる。 鼻腔から上に向かって立ち昇るように=宗教的な響き 母音の変化の際も響きを保つ 《具体的な練習の例》 *上記のポイントに注意しながら ①“m”や“ n”のハミングから始めて、n~ーi~ーe~-と母音を変化させる ②例えば、ドレミファソファミレドをieieieie・・・と歌う ☆言葉の歌い方のポイント Kyrie eleyson:中間の2つの e e は発音し直さず歌う。 言葉全体を一つの流れとして捉え“riとe” ではなく“riからeに”歌う。 ☆この曲のパート分け 女声が Cantus Altus Tenor の3声部を、男声はBassの1声部を受け持つ。 ♪このクラスは女声16人、男声1人+先生(頑張っています!) ♪♪以上のポイントを学びながら譜読みをし、最後の通しでは時折響く美しいハーモニーやポリフォニーの面白さを体験できました。 #
by fonsfloris-k
| 2009-03-30 13:00
| 講座レポート
受講:13名(S3、A4、T4、B2)欠席なし
練習曲:Salve Regina, Obrecht 2ページ三重線の前まで ・テノール: 練習番号 [1] 直後の歌詞が変わりました。大判楽譜に従ってください。 ・スペリウス: 2ページ冒頭から3音目と5音目のhをb(フラット)に。7音目はそのまま(ナチュラル)。大判楽譜に従ってください。 <本日のキーワード> ・半音の動きを丁寧に ・そこから始まって広がる ・耳を動かす ・ミニミニミニマ ・わたしの音は誰かの音の一部 ・関連を意識する ★各自で譜読みをしましょう。講座では基本的に譜読みをしません。 ★次回は発声から。曲はObrecht。 #
by fonsfloris-k
| 2009-03-28 15:30
| 講座レポート
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