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5月27日 ルネサンス音楽2 イザークのモテット(ミサ固有唱)(東京)

5/27 13時から、ルネサンス音楽2の第2回目の講座が花井先生の指導のもと祐天寺のフォンスフローリス古楽院で行われました。

今日はテキストP.48までのハレルヤ唱を歌詞なしで歌うところまで学びました。

☆グレゴリオ聖歌:フレーズがどこからどこまで続いているかが大事。→現代譜の区分線を見る。小区分線は一旦区切りをおいてもいいが、次につながりがある。旋法的にもつながりを意識するが、

この時、旋法がフィナリスでも次に続いていく場合もあるので、それは言葉の流れから判断する。

ミがファに引き寄せられるようなイメージで、つまり半音を狭くしてミを高くとる。(ちなみにモンテヴェルディのヴェスプロなど初期バロックなどでは、レファ♯ラ→ソシレといった終止などでも、逆にミを低く取り、それぞれの和音が純正で美しく響くようにする。)

☆詩篇を歌う箇所では、流れるように唱える。詩篇はグレゴリオ聖歌の基本であり、言わば全ての西洋音楽の基本である。(H.I)


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by fonsfloris-k | 2017-05-27 13:00 | 講座レポート
4月29日 ルネサンス音楽2 イザークのモテット(ミサ固有唱)(東京)

【ルネサンス音楽2 イザークのモテット(ミサ固有唱)】

4/29(土) 13:00-16:00


祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて、

花井哲郎先生ご指導のもと、今年度第一回目のルネサンス音楽2講座が開かれました。



☆Choralis constantinusについて

1550,1555年に出版される(イザークの没後数十年経過した後に出版される。)

パートブック形式であり、弟子のゼンフルの補筆により完成される

ミサの一年分の固有唱、通年で作曲されたものとしては他にウィリアム・バードくらいしかない。

コンスタンツというドイツの街のカテドラルの依頼によって書かれたが、

全てが全て依頼品ではなくそのほかの作品の寄せ集めでもある。


当時のヨーロッパのミサの形式はオルガンと合唱が交互で演奏する。

例えばオルガニストがグレゴリオ聖歌を元に即興した後に、イザークの作品を歌う。


イザークは30過ぎにフィレンツェに来て、イタリア人と結婚。フランドルが母国。絶頂期は南ドイツ。


今年は洗礼者ヨハネの祝日に歌われる歌を歌う。

Ad missam in dieとは日中のミサという意味。introitusとは司祭が入場する時に歌う。


本日は間にグローリアとイザークと同時代のネウマ譜によるgraduale patavienseを挟みつつ、

イザークによるantiphona ad introitumを歌いました。


(H.I.)


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by fonsfloris-k | 2017-04-29 13:00 | 講座レポート
11月28日 聖母のモテット(東京)
・シャンソンはやらず、モテット後半の言葉付けから始めました。
・定旋律には、音符の数の関係で、歌詞がすべて入りません。抜けている箇所があるということです。
・例によってまずは定旋律から。徐々に声部を増やしていきました。
・単旋律の時でも、音程の取り方を、ピタゴラス音律に合わせていきましょう。半音を狭く、全音を広くとります。また、音程は母音の
 発音の仕方にも影響を受けますので、なるべく響きを落とさないように、また前の方で発音するといいと思います。
・単語を発音するとき、単語ごとにぶつ切りにするのではなく、特にフランス式の発音の際は、単語の最後のシラブルから、次の単語の
 初めのシラブルにかけて繋がっていく流れを意識しながら発音しましょう。
・後半は(念願の!)クワイヤブックを見ながら歌いました。人数が多いので、なかなか全員が見えるポジションを見つけるのが大変
 でしたが、クワイヤブックで演奏してこそこれまで苦労して譜読みをしてきた価値があるので、是非この感覚を味わい尽くしていただきたいです。
・自分の楽譜でないので、書き込みがなくて歌えなーいという方もいらっしゃるかもしれませんが、どんどん書き込んでしまって構わないので、
 歌えるように工夫しましょう。
・理想的には、それほどたくさんの書き込みがなくとも、歌えることですが、初めのうちは難しいと思いますので、あまりためらわずに
 書き込んじゃってください。
・お互いの声がより聴きやすくなると思いますので、音程、発音、歌い回しを耳で把握して反応しあい、合わせていくようにしましょう。

(G.S.)
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by fonsfloris-k | 2015-11-28 15:45 | 講座レポート
10月31日 聖母のモテット(東京)
ビュノアのシャンソン
・初めに全員で定旋律を歌ってから、コントラテノール、次にスペリウスと合わせ3声で練習しました。言葉は付けずにヴォカリーズで。
・お互いの声部のリズムを聴きあって、リズムが絡み合うように歌えるようになるとよいと思います。
・またミを高く、ファを低くとる、ピタゴラス音律を用いた歌い方にも、そろそろ慣れてくるといいと思います。
・このシャンソンの歌い方は、まず1枚目を歌ったら、次に2枚目のスィーニュム(点テンピュ)、まで歌います。そこで一旦終止(ouvert)したのち、もう一度2枚目の頭に戻ります。その後2枚目を最後まで歌った(clos)のち、最後にもう一度1枚目に戻って終わりです。
 ABB’Aという定型です。
・こういった、詩と音楽が一体となった定型のことを、Formes fixesといい、その代表はロンドーです。ロンドーは、ABaAabという定型を持っています。

ムトンのモテット
・前半を歌詞をつけて練習しました。
・例によって定旋律をまず全員で。その後1声部ずつ増やしていきました。
・細かい歌詞割の確認を経て、最終的に全員で合わせることが出来ました。
・セミミニマは軽く歌って、遅れないように、細かい音を見たら、その音がどこに向かっているかを判断して、その音に向かって良く流れるようにしましょう。
・フレーズがどこからどこまでか、新しい歌詞はどこから始まっているか把握しましょう。そしておさまるフレーズはよくおさめて、新しい歌詞で入ってくるパートに道を譲りましょう。
・フラットの出てくるセクションは、全体に柔らかく表現しましょう。
・定旋律を軸に、常にそのパートに対して自分のパートの立ち位置を感じましょう。
・最後に、後半を歌詞なしで一通りおさらいしました。

(G.S.)
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by fonsfloris-k | 2015-10-31 15:45 | 講座レポート
9月26日 聖母のモテット(東京)
アシスタント担当回

2回連続のアシスタント回となりました。前回、前半部分の復習をしましたので、この度は後半部分の予習を中心にやりました。
ただし、前回、前半の最後の部分をかなり駆け足でやってしまったので、その部分を少し丁寧に練習しました。言葉の付け方で苦労されている方がかなりいらっしゃるようですが、基本的に、花井先生が書き加えた部分は音符と上下が対応しています。
そうでないオリジナルの部分は、基本的には1音節1音符で、スラーのようなものの書き加えられている部分は、その部分が1音節という意味です。自習の際の目安にしてください。

コントラテノールの、AチームBチーム問題ですが、前半はAが定旋律、後半はBが定旋律ということにしました。
コントラテノールのパートは跳躍や複雑なリズムが多く、かなり難易度高いので、よく復習してください。

後半の譜読みは、言葉を付けずになんとか最後までできました。次回言葉を付けるかもしれないので、予習をお願いいたします。

(G.S.)
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by fonsfloris-k | 2015-09-26 15:45 | 講座レポート
7月18日 聖母のモテット(東京)
【ビュノワのシャンソン】

  • 前回しっかり練習しただけあって、かなり慣れてきた感じがありました。間違いが少なくなってきましたね。
  • ソプラノの高いところが少し高くなりすぎてしまう傾向があるようです。ファは低く、ミは高くとります。ファは意識的に低めに、またミも高すぎないように気を付けましょう。
  • 音は取れてきて、間違いが少なくなってきたので、歌い方をフランス風に出来るように注意したほうがいいと思います。大事な音はしっかり歌いますが、そうでない音はもっと抜くような感じで歌いましょう。特にセクションの終わりの音は気を遣って丁寧に歌いましょう。
  • 第二部(B部分)は、合流記号と前回お伝えしたスィーニュムの部分で、一回目は終わるそうです。A-B-B-Aの形式で、二回目のBは最後までいって、そのあとAを繰り返します。


【ムトンのモテット】

  • 後半の楽譜を配布しました。同じように定旋律+4声の5声です。アルトは前半と後半で、定旋律のチームとコントラテノールとを入れ替えます。
    ・曲の構造を理解するためには、定旋律を手掛かりにするのが早いです。定旋律のどの部分にどのような対旋律がつけてあるかというところから理解を深めていきましょう。
    ・最後の音はロンガですが、最後の場合は4拍というわけではなく、「長い」という意味ですので、終わるまでとにかく伸ばしておいてください。
  • コントラテノールは低くなる傾向があるようです。ミとラを高くとるように心がけましょう。上行もですが、下行するときもミとラは高めにとりましょう。
  • 3枚目、スペリウスの5個目の音はナチュラル、コントラの6個目の音もナチュラルになりました。
  • 7番の前、バスの二つのミニマはフラットになりました。六度からオクターブに解決するとき、あるいは三度から一度に解決するときはどちらかを半音にするという規則があるからです。
  • 5度とオクターブを純正にきめる感覚を身につけましょう。何にも考えなくても5度とオクターブが出てきたら勝手にその音にピタッとハマるようになるといいですね。
  • 定旋律は、いまのところ他のパートと同じ歌詞を歌うことにしていますが、シャンソンの歌詞をそのままフランス語で歌うという可能性もあります。15世紀にはまだそういった、声部によって違う歌詞を歌う習慣が残っていました。
  • 各パートごとに、歌詞をつけかたを確認しました。あまり馴染みのない書体で書かれていますので、歌詞対訳と見比べながら確認しましょう。この時期vとuの区別がなく、現代ではvと表記するところもuで書かれています。例えばciuitatemは、現代ではcivitatemと表記します。またsがfみたいな形をしているのも慣れるまでは難しいかもしれません。


次回は歌詞をつけて合わせて歌うと思います。また新しく配布された楽譜も予習しておいてください。

G.S.
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by fonsfloris-k | 2015-07-18 15:45 | 講座レポート
6月13日 聖母のモテット(東京)
 譜読みを進めながら基本事項の復習をしました。

【Busnoysのシャンソン】
・マママで歌いました。メンスーラ記号の確認、分割のしかた、ディミヌートゥムの時のタクトゥスの取り方を確認しました。
 コントラテノールのパートにはメンスーラ記号がありません。

・セミブレビスを一拍として数えていますので、コントラの最初のブレビスは二拍と数えます。

・音律の説明もしました。5度を純正にとるピタゴラス音律を基本にしながら、ところどころ3度を純正にするところも作ります。

・歌うときに気を付けるのは、ミとファを狭くとるようにするという事です。

・Penultima notaの説明もしました。最後の音の一個前の音を大事に、そこにみんなで集合して緊張感を高め、最後の音で弛緩する。

・ポリフォニー音楽ですので、パート同士がお互いのリズムを補完し合っている場合が多いです。自分が音を伸ばしている時に、
 相手のパートがどう動いているかを聞くようにしましょう。

・音程の練習もしました。5度を純正にする音律を使っていますので、5度の練習をしました。5度を広めにとるということは4度を狭くとるということなので、4度を歌うときはそのように意識しましょう。

・旋律の歌い方にも少し触れました。拍の裏の音をよく歌って表の音を抜くということをいいました。それはフランス語の語感から、またグレゴリオ聖歌のネウマから来ています。

・この力学関係は通称「ビヨン」と呼ばれております。「ビ」が緊張、「ヨン」が弛緩です。「ヨン」は2回続けてくることがありますが、「ビ」が続くことはありません。

・コロルの説明もしました。もともと白い音符を黒くすると不完全になります。

・一応一通り最後まで譜読みしました。

【Moutonのモテット】
・録音が前半で切れていました。ここから先は記憶だけで書こうと思ったのですが、あんまり覚えていませんでした。すみません。

・シャンソンに時間を使いすぎて、モテットをやる時間があまりありませんでした。

・言葉は結局つけられませんでしたが、譜読みを最後まで確認したんだと思います。記憶が曖昧ですみません。

【次回】
・ムトンのモテットに言葉を付けていくと思います。言葉の確認をしておいてください。

(GS)
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by fonsfloris-k | 2015-06-13 15:45 | 講座レポート
5月16日 聖母のモテット(東京)
第2回

・配布曲
J. Mouton / “Missus est angelus”
A. Busnoys / “A une dame j’ay fait veu”

R2講座、初回はムトンの福音書ミサ“Missus est angelus”と、その原曲シャンソン、ビュノアの“A une dame j’ay fait veu”の音出しをしました。

【A. Busnoys / “A une dame j’ay fait veu”】
  初めにビュノアのシャンソンを、言葉を付けずに譜読みをしました。この曲は “Dijon Chansonnier”というシャンソン曲集に含まれている曲で、高貴な女性に対して愛を告白する騎士の歌です。この曲の右上のパート、テノールの旋律が、ムトンのモテットの定旋律(右真ん中のパート)となっています。その際音価が倍に引き延ばされて歌われています。

  まず全員でテノールのパートを譜読みし、それに他のパートを加えていきました。今回は最初の1ページだけを練習、これはモテットの練習番号6番の前までにあたります。シャンソンですので、フランス語の発音に基づいた歌い方、声の出し方を学んでいきましょう。

【J. Mouton / “Missus est angelus”】
  続いてシャンソンをもとにしたムトンの福音書モテット、“Missus est angelus”を練習しました。セミブレビス休符と、ミニマ休符を混同されている方が多いようです。上からぶら下がっているのが一拍(セミブレビス)、下から生えているのが半拍(ミニマ)です。間違えやすいので気を付けましょう。

  こちらも定旋律のパートからまず全員で練習しました。そしてそれを軸にしながら他パートもひとパートずつ譜読みしました。MaMaMaのシラブルで練習していますが、短い音から長い音への流れ、緊張弛緩関係(いわゆるビヨン)を把握しながら歌えるようになるといいですね。緊張感のある音を足掛かりに、緩んでいる音へ流れ込む感じをつかんでいきましょう。 アルトの方を二つのチームに分けました。交代で定旋律とコントラテノールを歌います。

【次回】
  次回はアシスタント回です。今回割と足早に進んでいる感じがしたので、次回は疑問点を解決したり、より初歩的な楽譜の読み方に関する復習などをやっていこうと思っています。とにかく譜読みを進めるようにとの仰せなので、予習もよろしくお願いいたします。シャンソンの2枚目と、モテットはできれば前半部分だけでも、言葉を付けて歌えればよいですね。よろしくお願いいたします。

(GS)









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by fonsfloris-k | 2015-05-16 15:45 | 講座レポート
12月13日 ルネサンス音楽2 ジョスカンの神秘的なモテット(東京)
〈練習曲目〉
・O admirabile commercium
・Quando natus es
・Rubum quem viderat

ルネサンス音楽の場合、長いフレーズは後の方に響きを充実させたい旋律が多い。ポリフォニーでは模倣しながら各声部が重なってくるが、各声部が重なった時に密度が濃くなり響きが充実することを理解すること。フレーズはペヌルティマに向けて動く。ペヌルティマはフレーズの最後から二番目の音という意味であり、フレーズの中で緊張感の高まる瞬間である。各声部ともカデンツへの到達感とカデンツが終わったことの安心感、開放感を感じること。長いフレーズはブレスを何回しても良いので、ブレスをしながらも全体が繋がるように歌い、響きが拡張するイメージが大事。

(SS)
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by fonsfloris-k | 2014-12-13 13:00 | 講座レポート
10月4日 ルネサンス音楽2 ジョスカンの神秘的なモテット(東京)
〈練習曲目〉
・O admirabile commsrcium
グレゴリオ聖歌、ポリフォニー
・Quando natus es
 グレゴリオ聖歌、ポリフォニー

〈メモ〉
① 全般の注意
・ポリフォニーは”助け合い、助けられ合う”気持ちが重要
 音を伸ばしている時など、他のパートが入るときには、入りやすくする気持ち
・アクセントを必要以上に強くしない
・音符ごとに刻む歌い方をせず、言葉を言うニュアンスで唄う
・単語の切れ目で、はっきりと音を切らず、歌詞の読みを重視する
・音程が合っても、響きが合わないとダメ

② O admirabile commercium(ポリフォニー)
・各パート出だしの音
 Longaは小さめに出て、brveis付点に向かって膨らませる
・commerciumの”um”は鼻母音
・Haute-contre:練習番号3のanimatum
 出だしを小さめに出て最後の付点付きlongaの前のsemibrevisに向かい
その音を大切にする
・sumensの”su”
 スィ:イとエの中間
・est:次に休符がある場合子音は言わない”エ”
・最後の行のHC:最初の”deitatem”の”i”と”ta”の位置
 ”i”は譜面の”i”のあるminimaと次のminima
 “ta”は次の付点minimaから

③ Quando natus es
 ・"Quando”:子音は柔らかく

(KK)
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by fonsfloris-k | 2014-10-04 13:00 | 講座レポート