タグ:2009-2010関西 ( 36 ) タグの人気記事
♪♪ 関西講座発表会 ♪♪
◆◇ 11月3日(水祝)午後4時開演 母の家ベテル ◇◆

2010年度関西講座の発表会が盛会のうちに終了いたしました。
演奏プログラムはこちら

演奏の前に、哲郎先生によるお話がありました。「こんな楽譜使ってます」
f0201614_21494236.jpg

「グレゴリオ聖歌入門」受講生によるグレゴリオ聖歌
f0201614_21495493.jpg

「ルネサンス音楽を歌う」受講生によるビクトリアの詩編。4声ずつ合計8声の二重合唱です。
f0201614_2150813.jpg

「フランドル楽派の音楽を歌う」受講生によるジョスカンのモテット。
f0201614_21502067.jpg

「フランス・バロックの合唱曲を歌う」受講生によるシャルパンティエ「真夜中のミサ」。関西ではフラバロ初ステージとなりました。
f0201614_21503092.jpg

シャルパンティエの伴奏に、オルガンを全音下で弾いてくださったのは辻登志子さん。
f0201614_21504094.jpg

終演後、出演者全員で
f0201614_21505166.jpg

[PR]
by fonsfloris-k | 2010-11-03 15:00 | その他
10月31日 フランドル楽派の音楽を歌う(関西)
受講13名(S3、C4、T4、B2)※スペリウス1名欠席

★練習曲
Josquin des Prez 作
・Gaude virgo
・Ave Maria...virgo serena
・Salve regina a 4

※11/3(水祝)に控えた発表会に向けてリハーサルも兼ね、集中したレッスンをして頂いた。
※1曲ずつを初めから通しながらレッスン。
※最後に3曲を通す。

★内容メモ

《 Gaude virgo 》

・全員、wiで響きを合わせる。5度やオクターブで響きあう。鼻空、鼻を意識し、「i-ya-i-ya-」で響きのある声をもとめる。
・【スペリウス・コントラ】スリリングに。のりよく。停滞しないように。眉毛を吊り上げながら(!?)。
・【スペリウス】イントロ「gaude virgo」の3つのはじめの音程、母音の響きが良いところにあつまって母音によって変化しないように。[o]から[e]で響きが落ちるので、鼻、上顎を意識することを忘れない。ファソラシ♭ラ(ドレミファミ)の音程正しくそろえて。「concepisti」の上にあがったフレーズ、もう一段階感動して(「やったじゃーん!!」というテンションで)。「con-」を明確に。「-pi-」はあてて(突いて)しまわないで、「-ce-」からの流れでうたい「con-ce-pi-」を3つ同等に突いてしまうようにならないで。「mater Christi」の「ma-」のとき[a]の響きを明
確にクリアに開け放つように。母音の言葉のカラーが赤白青としっかりかわるように。

・【スペリウス】①の前。「Gabrie-」の3つの高音でのフレーズの山、皆で同じところで切れないように注意。「nuntio」の「nun-」鼻母音になる感じをしっかり発音する。
・【テノール・ベース】「レファソラソラ」の音の世界で(音程を並べていくのではなくその旋法的な世界の音をうたいはじめて)。
・【テノール】「sine pena」「レドラドシ♭ラ」の音注意。「pena」の[e]母音、響きが落ちてしまわないように。「pena」=苦しみ、という感じを忘れない。②の前「ファミレド#レ」(ラソファミファ)の「ミファ」の役割をしっかり歌う。
・【テノール】1段目「cum pudoris」の「pu-」発音注意。
・【全体】クールに歌わない。音楽はとてもクールだが、言葉のもっている味わいを出すように。
・【テノール】②のあと「quem dolebas」皆がブレヴィスで動いているところに割って入るようにしっかり。
・【コントラ・ベース】②’周辺のコントラが3になるところのからみ。休符後のベース待ちすぎない。
・【スペリウス・コントラ】③の後。「fulget:輝く resurrectio:復活が」。言葉、子音、リズム、しっかりと出して。
・【テノール・ベース】「gaude,:喜んでください Christo:キリストは
ascendente:登っている」。上のほうに消えていくように。「ascendente」の[a]母音、しっかり。
・【全体】「in celi palacio」で全員が入ってくる。一瞬間を感じて一致して入る。そのためコントラのその直前の「grandis」を皆がよく聴いて入る。「-dis」の「-s」がしっかり終わるのを聴いてから入る感じ。
・【コントラ】「et est honor」。しっかり響きをつくって。「grandis」の終わりの「ラ」音程注意。
・【全体】⑥の前「in perenni gaudio.:永遠の喜びのうちに」入り口、少し軽めに入る。


《 Ave Maria...virgo serena 》

・【スペリウス】イントロ「ave」入りや4度跳躍恐れずに。「-ve」に入った後「Maria」へ向かっていくエネルギーを忘れない。その後も次の言葉、次の言葉へ。ひとたびも停滞しないように。生命が繋がっていく。それはパート内のラインんしても、別のパートからパートへも繋がっていく。
・【テノール】「ave」の母音の鳴りをぼやっとした響きだけにしないで。[a]から[e]に行くときに響を散らして(薄まる?散漫?)しまわないように。[e]で[a]より少し舌を上げ、響きを上にぐっと押し上げるように。フランス語の「ルヴェ~」というときみたいに上に上げていくニュアンスで「あえ~」「あえ~」。[a]のときも響きが下がらないように上あごを意識して。[e]は[i]に近い響きで。
・【テノール】「Dominus」の発音注意。[i]は潰れすぎず[u]は「い」の要素をしっかりと入れて。1行目終わりのコロル1つ前のミニマから「tecum」の歌い方ニュアンス、、短い長い短い長いをワフンワフンで活かしながら、最後のミファを実現して。
・【スペリウス・コントラ】①前からの「Ave cujus conceptio」同じ音価が続くところはとくに音音音にならないように注意して言葉を生かし、次へ向かう推進力ももって。
・【全体】「gaudio」の「-dio」の発音注意。
・「celestia,」からの部分。【全体】入りは小さくひそやかに始める。【テノール】テンポ慌てない。【コントラ】下がり過ぎないように。
・【テノール・バッスス】「replet laetitia」の絡み合いをしっかり認識して。
・【スペリウス・コントラ】③「Ave pia」みんな目に星が5個くらいあるくらい純粋に。言葉のアクセントのないほう「-ve」やが長くでかくならない。
・【テノール・バッスス】「sine viro」言葉のニュアンスを大事に。同じ強さの無意味な音の連続にならないように。
・【コントラ】「annuciatio」。「-cia-」の長い音、もう1つエネルギーをもたせて「-tio」に入る。「annu-」の鼻母音をきかせて。
・【テノール】「ave vera」に入る前の休符は無しでのばす。
・【テノール】④の前、少し早くなってしまうことがある。全体のテンポ感から逸脱しないように他のパートをよく聴いて。
・【全体】④は小さくはじめるが“弱い”じゃなくてクリスタルな感じで。
・【テノール】④、遅くならないように、流れを感じて止めないように。
・【コントラ】⑤前の下行音程注意。行の終わりの「cujus purificatio」の音程それぞれも良く注意して。
・【テノール】最後「o mater dei」の「o」の音程注意。ベースと良く合わせる。

《 Salve regina a 4 》

・【スペリウス】2段目の上昇もう少し明るい響きで出てきて。
・【テノール】Dの後「ad te suspiramus」。ベースとの音程関係よく注意して。

(TI)
[PR]
by fonsfloris-k | 2010-10-31 13:00 | 講座レポート
10月30日 ルネサンス音楽を歌う(関西)
於母の家ベテル
受講:24名(S9、A9、T4、B2)

内容
発表会のための総復習~本番の隊形で。
<1>Victoria, Laudate pueri
・フレーズをとらえる。言葉の意味。アクセントの位置。カデンツに向かう動き。
・すべての音が均等にならないように。
・penultima(最後から2つめの音節)を大切に。
・長三度を担うパートは常に気をつける。
・Et humiliaのところはsubito小さくする。
<2>Victoria, Nisi Dominus
・Nisi Dominus~はなめらかな感じで歌い出す(ただし、Nisiの-siからDominusのDo-へのリズム感ははっきり出す)のに対して、in vanumは表現を変えて少し勢いよく、またlaboraveruntはなめらかな感じに戻す。
・ファ(♭)は高く、ミ(♯)は低く。
・non confundetrurがあわてているように聞こえないように。母音をきちんと鳴らす。
<3>2曲を通す
・約12分。

(NI)
[PR]
by fonsfloris-k | 2010-10-30 15:45 | 講座レポート
10月30日 グレゴリオ聖歌入門(関西)
於母の家ベテル
受講:25名

内容
発表会のための総復習
<1>グレゴリオ聖歌で最も大切な3つのことは
・言葉
・旋法
・ネウマ
<2>Introitus: Respice, Domine
・言葉だけを意味を考えながら読んでみる。
・ne ~は否定命令「~しないでください」なので、neを大切に歌う。
・言葉にネウマだけを書き込み、ネウマの復習をしながら歌ってみる。
<3>Graduale: Beata gens
・言葉だけを意味を考えながら読む。
・言葉にネウマだけを書き込み、ネウマの復習をしながら歌ってみる。
・最後まで歌ったら最初に戻ることにする。ただし、Introitusと違って、戻った時も最初は先唱者で。
<3>第8旋法のKyrie
・本番の隊形で、(A)ソプラノ と (B)ソプラノ以外 の2隊に分かれて歌う。
<4>3曲を本番の隊形で通す
・Introitusの先唱は男声全員で。
・約13分。

(NI)
[PR]
by fonsfloris-k | 2010-10-30 13:30 | 講座レポート
9月12日 フランドル楽派の音楽を歌う(関西)
受講14名(S4、C3、T4、B2)

★練習曲
Josquin des Prez 作
・Gaude virgo
・Ave Maria...virgo serena
 →4声で歌詞で全体を通し細かくレッスン。
・Salve regina a 4
 →全音下げで歌詞で全体を通す。全体的なアドバイスを頂く。
・Missa fortuna desperata より Kyrie、Gloria、Credo
 →そのままの音程でCredoまでを流す。全体的なアドバイスを頂く。コントラの音域がとても低いので全音上げを検討すべく全音上げでも歌ってみる。音の高さをどうするかは今後の検討事項として終了。

★内容メモ

《 Gaude virgo 》

<1>全体で歌詞で歌いながらレッスン

・【全パート】[o][e][i]等狭めにもとめるが、響きがひしゃげて狭くならないように。響きは上へ広く響いていくように。先生に促されながらみなで「wi-a-」を繰り返して響きのイメージをつかむ。
・【スペリウス・コントラ】イントロの2声。ファソラシ♭ラの音が上に輝いていること。のびのびしていること。
・【コントラ】1行目の最後の「Gabriele」「ドシ♭ラソファ…」の下行の歌い方注意。

・【テノール・バッスス】①のはじめの5つの音。1つ1つを置いて同じにならないで。はじめの2つ、次の3つ、というように。オクターブ跳躍は下の音からの流れで。上の音で突くのではなく。
・【スペリウス】イントロ[o]母音から[e]母音へ行く時の響きが落ちないように。「mater Christi」の初めのファ(シ♭)の音から下を向いていないこと。
・【全パート】「ラ」が上がりきらずその次の下行でどんどん落ちていくので注意。半音を狭く感じて。
・【テノール・バッスス】①「gaude quia」の最高音「ラ」の音程や音の色彩感注意。[o-e-i-a]と母音唱して響きのイメージを確認。バッススの1行目「pena」の「-na」の音は皆同じなので「なーっ」と出しすぎないように。軽めに。
・【テノール】1行目の終わりのほうの「pena」の「ラソラ」の歌い方、終わらせ方注意。その次の「cum」ははっきり明確に。
・【テノール】③の前「ラシシラ」の「ラ」あと1mm高く。
・【コントラ】③の前の部分にある、“3”の部分、どこか遅くなるので注意。
・【全パート】③「resurrexio」の「-su-」の発音注意。「じゅ」にならないように。「-su-」の後の「-re-」の響きも大切に。
・【スペリウス・コントラ】④の手前「etin…」の掛け合い。最後のシンコペが目的地。そこまで勢いが衰えないように。【スペリウス】はしゃくりあげないように。【コントラ】は「celum」の鼻母音、上のほうに向かわせて落ちないように。
・【スペリウス・コントラ】2ページ目1行目。上に向かっていくように。少しアッチェレさせて。2回の上行ごとに「わーっといって戻って、わーっといって戻って」という感じに聞こえるように。
・【コントラ】2ページ目1行目最後の「grandis」の「-dis」大切。輝かしいが「でぃーす」とがさつに入らず少し次に始まる天井の音楽を予感させるように。次の「in celi」の至福の時が「-dis」から既に
現れているように。
・【コントラ】「et est honor」の「レミドレ」の「ミ」低くならない。「grandis」の「ソファラ」。「ファ」で落ちないように。リクエッシェンスだと思って。最後の「-dis」は子音を取るように。
・【スペリウス・コントラ】⑤「ubi fructus」の“2”に戻ったリズム感しっかり。

・【全パート】⑥の「gaudio」は喜びのように。その前の「in perenni」は少し柔らかくさせて。
・【テノール・バッスス】⑤のシンコペ、リズム明確に。
・【全パート】一番最後の「alleluia」の「-ia」に入る前に少しクレッシェンドさせて。

<2>はじめに戻ってさらう

・【スペリウス】「gaude」の「-de」の母音注意。「mater」の「ma-」もっと子音を取るように。
・【全パート】「alleluia」の「-lu-」の発音注意。
・【テノール】だいぶ綺麗になってきて良くなった♪


《 Ave Maria...virgo serena 》

◎全体で歌詞で通しながらレッスン

・【全パート】「ave cujus conceptio」の歌詞がみなで合うように。「-io」のぎゅーっとひっぱる音と手放す音を明確に。「celestia terestria」の入り口、、音量、表出させる感じをおさえ
て。
・【テノール】3行目「gaudio」の下行を丁寧におりて「celestia」の入り口も丁寧に。1回ずつすわってしまわないように。
・【スペリウス】②の前の「ミレドシド」音程注意。②の周辺で低くなるので注意。「nativitas」の「na-」など。
・【コントラ】②「ave cujus nativitas」上にワフンするような語感、言葉のニュアンスをもたせたフレージングになるように。「lucifer lux」の「-u-」の音に注意。
・【全パート】③の入り口、今より音量を半分にするくらいソフトな表現で。
・【テノール・バッスス】「fecunditas」の発音。誰か「せ」といっている。「ふぇ」なので注意。
・【コントラ】「annunciatio」スペリウスが休符の所、音が消えてしまわないように。

・【スペリウス・コントラ】「annunciatio」の「-nun-」で少しはねるように鼻母音もしっかり。
・【コントラ】「ave pia」の最後の「ドソ」の「ソ」明るい響き、音程明るく。「i-a」の母音の位置注意。
・【全パート】④の入り口、ソフトな表現で。ゆっくりなんだけれど躍っているようなテンポ感で。
・【テノール】④上に上がる時にもう少し積極的に。
・【全パート】④「purificatio」「purgatio」(清め)という言葉はテーマのようにしっかりと発音する。穢れない響きにすること。
・【スペリウス】④「ave vera」の「ソラ」音程注意。
・【テノール】下から2行目「nostra glorificatio」のリズム、しっかり目立って。スペリウスのエコーのようではなく、輝ける響きで。
・【全パート】エンディング「o mater dei」から全体音程注意。【スペリウス】「ファ」高すぎない(全体ではファラドのハーモニーのファ)。【コントラ】一番最後の「ソ」高めに。


《 Salve regina a 4 》

◎全体で歌詞で通しトータルなコメントを頂く。
・音の高さがこれでいいか(全音下げ)保留。スペリウスが輝ききっていないのではないか?
・テノールの5度がうまく共鳴しあっていない感じもする。
・フレーズの最初の瞬間、休符の後の、そこに狙いを定めて。そこで、ぐしゅ、っとならないように。


《 Missa fortuna desperata より Kyrie、Gloria、Credo 》

◎全体を思い出しながら、まずそのままの音程で問題点を探す

<1>Kyrie
・【スペリウス】「ファソラシド」の上行勢いをもって。また音程に注意して。
・【テノール】全体に長い音が多いが、響かせ方をもう少しテノールに。輝かしく。

<2>Gloria
・【コントラ】最後の「amen」。「ファミドレド」の「レ」の響き注意。
・【テノール】もう少し響きが欲しい。

<3>Credo
・【全パート】言葉が分かっていることが大切。


◎Credoの最後、Kyrieのはじめ、Gloriaを全上げてうたってみる
・Gloriaのスペリウスの高音を聴いて、やはり高いのでそのままの音の高さがいいかと感じる。が、他のパートは低い。低すぎると感じる部分もある。Credoまでそのままの高さで、その後全音上げるというのはどうかという話になる。違和感があっても、いい響きで歌うほうがいいのではないか?と。決断はまた先に延ばすことになって終了。

(TI)
[PR]
by fonsfloris-k | 2010-09-12 13:00 | 講座レポート
9月11日 ルネサンス音楽を歌う(関西)
於母の家ベテル
受講:24名(S8、A11、T3、B2)

内容
<1>Victoria, Nisi Dominus
・自分の楽譜は見ないで大きな楽譜だけを見て歌う練習。本番では手に楽譜は持ちません。
・全音上げ。
・言葉のアクセントを常に意識する。
1枚目(Nisi Dominus~)
・Nisiの-siからDominusのDo-へのリズム感。
・quiの出だし、各パートとも、子音を取って、鮮やかに。
・frustraもin vanumと同じで「むなしい、無駄である」という大事な意味の言葉。埋もれないようにはっきりと。frの子音で時間を取られないように鋭く。
2枚目左(Vanum est~)
・surgiteのrを早めに言い、-gi-も埋もれないようにはっきりと。
2枚目右(Cum dederit~)
・tenor 2:ecceとecceの間でアーティキュレーションする。
・sicut sagittaeの出だしは、その前の雰囲気から一転して、力強い戦闘ラッパのような雰囲気で。
・potentisの-tisでおさまって。次のitaに続く意味的な関係を考えて。
3枚目~5枚目(Beatus vir~)
・BeatusのBe-からアクセントのある-a-に向かう動きを意識する。
・desideriumの出だしのタイミングは鋭くするが、響きは強くなりすぎないように柔らかく。
・non confundeturは-de-に向かう流れを意識する。全部がポンポンしない。
・cum loqueturは少しレガートにおさめる(次のinimicisから戦闘モードになるので)。
・loqueturの和音を丁寧に聴き合って。-turのcantus 3(4枚目ではcantus 1)の音を低めにして純正に。
・Gloria Patri et Filioはつなげて。ここはGloriaというより、本来おじぎするところなので、少し抑えた控えめな雰囲気で。
・最後の節Sicutの出だしで2拍子のテンポを作るのはtenor 2なので、積極的に正確に。

<2>Victoria, Laudate pueri
・大きな楽譜だけで歌う練習。
・全音上げ。
1枚目(Laudate pueri~)
・A solisのAの音、特にaltus 1はよく鳴らして。
2枚目左(Excelsus~)
・Excelsusの(ek)sceの音は柔らかいシェではなく鋭いシェ。チェでもない。
・ejusのe-から-jusに移るとき時間を取らない。
2枚目右(Quis sicut~)
・Deusの[u]の母音を深く。
3枚目~4枚目(Suscitans a terra~)
・Suscitansは起こすという意味を出すように力強く。
・et de stercoreのster-で少しふくらませる。
・ut collocet eum cum principibusは最後の単語の-ci-に山が来るように。cum principibus populi suiは最後の単語のsu-に山。このように長いフレーズが続く時は本来詩編を唱える時のやり方を思い出す。
・Qui habitare facit sterilem in domo: habitareの-reやsterilemの-lemがぷつんと短くならないように。
・4枚目の第2コーラスのin principio et nunc et semperは少し抑えてつなげて。

(NI)
[PR]
by fonsfloris-k | 2010-09-11 15:45 | 講座レポート
9月11日 グレゴリオ聖歌入門(関西)
於母の家ベテル
受講:24名

内容
<1>発表会で歌うグレゴリオ聖歌は
・入祭唱Introitus: Respice, Domine(「年間第19週(C年)のミサ固有唱」のプリント)
・第8旋法のKyrie(「フォンス・フローリス古楽院関西講座 グレゴリオ聖歌 2010年度」のプリントP.5)
・昇階唱Graduale: Beata gens(「年間第19週(C年)のミサ固有唱」のプリント)

<2>第8旋法のKyrie
・左右に分かれて交互に歌う。今回は、(A)ソプラノ と (B)ソプラノ以外 の2つのグループに分ける。
・最初のKyrieは*印まで先唱者でその後は(A)。次は大区分線毎に(B)(A)(B).......と続き、最後のKyrieは*印まで先唱者、**印まで(A)、最後は(A)&(B)
・この楽譜にはネウマはついていないが、ネウマをイメージしながら歌う。
・1つめのKyrieのKy-の2つめにはquilismaがある。quilismaの前の音は少し長めになるという慣習があるので、この場合は一番最初の音(ソ:finalis)は長くしっかり歌う。またこの音節の到達点はdominantのドなので強調する。その後はおまけ。eleisonのe-も同じような感じ。
・2つめのKyrieのeleisonのe-の音節の最初の4つの音がひとまとまりで4つめが到達点でその後の3つの音はpressus majorでひとまとまりなので、4つめの音を少しのばす。
・Kyrieからeleison、Christeからeleisonはできるだけつなげる。中世の時代にはeは1つしか書かれていないことも多かったので、音楽的にもつながっている。
・2つめのChristeのeleisonのe-の最初のpesの上の音は軽くのばす。ネウマではここにepisemaがついて、ネウマが切れてから、climacusになるものと思われる。
・ソをgで始める。

<3>入祭唱Introitus: Respice, Domine
・*印まで先唱者。その後全員。Ps (psalmus) の1行目Ut quid Deus repulisti in finem:は男声で。2行目のiratus est furor tuus super oves pascuae tuae?は全員で。Gloria Patri,......は男声、Sicut erat.......は全員。最初に戻って最初から全員で。
・2段目のanimasの-nimasの2つの音は一つずつ下げる(ドドではなくシシ)。pauperumの-pe-も一つ下げる(ドではなくシ)。
・derelinquasの-lin-(アクセントのある音節)はたっぷり歌うようなネウマになっている。nを鳴らすのも忘れずに。
・3段目のexsurgeのex-の音は一つ下げる(ドではなくシ)。
・exsurgeの-surの音節の3番目の音はレでdominantなのでそこが目的地であとのミレは装飾。Laonのネウマは4つめの音が長いように書いてあるが、n(
=nec)という文字がついていて、これは「ここは目的地ではない」の意味。
・iudicaからcausam、causamから tuamは切れないでつながるように。
・quarentiumの最後のmをいう音は普通の長さを持たない音。mで鳴らすけれど、すぐに次へ行く。
・tuusのtu-はpesなので上に一つ音を付け加える(レではなくレミになる)。
・pascuaeのpas-はquilismaだけなので一番最初の音を取ってミファだけにする。
・saeculorumの-cu-の一番最初の音を取ってミファだけにする。
・レをdで始める。

<4>昇階唱Graduale: Beata gens
・*印まで先唱者。その後全員。V (versus)の前半はsoliの3名。最後のomnis virtus eorum.は全員。
・Beata:tractulus(右にceleriter)+episema付きのbivirga(virgaが2つ)+tenete付きのclivisが2つ+pes subbipunctus+episema付きのclivis(上にm=mediocriter)。mideiocriterは中庸に、の意味。ここでは、episemaはほどほどに、の意味。Laonのネウマではこの最後の部分にa=augete(増幅する)と書いてあるので、このclivisは下の音の方が長い、という指示になっている。
・gens:tractulus。
・cuius:tractulus+tractulus。Laonでは点点となっているので、軽く歌うべきということがわかる。
・est:episema付きのbivirga。
・Dominus:episema付きのclivis+virga+virga+virga。ゆっくり。
・cuius→est→Dominusがつながるように。途切れない。
・Deus:torculusにclivisがくっついたもの(全部流れる)+episema付きのclivis(ゆっくり)。
・eorum:celeriter付きのclivis+episema付きのvirga+最初の2つの音にceleriterが付き、最後の音にepisemaが付いているporrectus(高い低い高い)+全ての音が長くなるclimacus+episema付きのclivis+tractulus。
・Deusでおさまって、eorumのアクセント-o-に向かっていく動き。
・populus:episema付きのvirga+最初の2つの音にceleriterが付き、最後の音にepisemaが付いているporrectus+episema付きのbivirga+最初の音にcleriterが付き、2番目の音が短くて、最後の音が長いclimacus+全てをゆっくり歌うtorculus+virga。この最後の音を「高い」(virga)で表したのは、言葉のpopulusが次のquemにつながることを意識させる。
・quem:tractulus。
・elegit:流れるtorculus+episemaなしのbivirga(長いけれどもそれほど長くない)+ゆっくりのpunctumが3つ+quilisma+porrectus+episema付きのclivis。
・Dominus:最初の音にceleriterが付き、2つめの音にepisemaの付いたclivis+最初の音にepisemaのついたclimacus+celeriter付きのclivis+episema付きのtractulus+trigon(3つの点。高い高い低い)+流れるtorculus+最後の音にepisemaの付いたtorculus+virga(ミ)+pressus major(レレド)。
・in:celeriter付きのvirga。
・hereditatem:tractulus+virga+virga+最後の音(ドミナント)にepisemaの付いたtorculus resupinus+流れるtorculus resupinus+episema付きのclivis(ここもドミナントを強調するepisema)。
・sibi:virga+celeriter付きのpes subbipunctus+最後の音にepisemaの付いたpes quassus+celeriter付きのpes subbipunctus+最後の音にepisemaの付いたpes quassus+celeriter付きのpes subbipunctus+最後の音にepisemaの付いたpes quassus+最後の音にepisemaの付いたtorculus+tractulus。
・omnis(最後の行)の3つめの音はファではなくてミ。

<5>発表会で歌う3曲を通す
・時間を計って通してみる:10分30秒。


(NI)
[PR]
by fonsfloris-k | 2010-09-11 13:30 | 講座レポート
7月11日 フランドル楽派の音楽を歌う(関西)
受講13名(S4、C3、T4、B2)※コントラ1名欠席

★練習曲
Josquin des Prez 作
・Ave Maria...virgo serena
 →wi唱で4声で合わせ、声の使い方、歌い方のニュアンスを習い、その後歌詞でレッスン
・Salve regina a 4
 →キアベッテについてのお話から全音下げで歌う提案を頂く。全音下げで歌詞で合わせ、母音の注意、歌い方のレッスン。
・Gaude virgo
 →初め[o]母音で皆で合わせ同一の響きを求める。5度を鳴らして音程感の統一もよく一致させたあと、4声で歌詞でレッスン。

★内容メモ

《 Ave Maria...virgo serena 》

<1> wi唱で4声でレッスン

・イントロ。ソからドへの跳躍。まずソからドが生まれる。次に2つ目のドに入る前にもう1度エネルギーが増幅して「ドレミ」と行く勢いを作る。ミからドの下行、エレガントに降り立つ。
・gratia plena 。ワフンの位置を丁寧に繊細に各パートアドバイス。短い音から長い音へ、細かい単位で繊細に、流れていく生き生きしたものを音に見出していくことを忘れない。
・【コントラ】①の前から始まる「ドミファソラ」の上行、1つ1つの音にエネルギーを感じさせて。
・【コントラ】3段目真ん中の「solemni」から②の前まで、歌い方のニュアンスをアドバイス。長い音から次へ行くとき、長い音を一定に押し付けず、入ったら終わり、次の音へ行く前に勢いが始まる。上へ跳躍するとき、上の音ではなく下の音にエネルギーがある(ワフンのワ)。そのようなことの連鎖を1つ1つ細かに実現させて、取り留めなく続いていくようなフレーズでも丁寧に歌いつなげる。

<2> 歌詞で合わせる

・「dominus」の「-nus」[y]母音注意。
・【スペリウス・テノール】後半、スペリウスとテノールはオクターブで同じことをしている。2つが同等に輝いているように。⑤以降を2声で合わせ確認する。「ave」など長い音の次にある言葉が終わるときの音を押し付けてしまわないこと。
・「…nus」「…bus」などのときの母音[y]注意。「ぬす」「ぶす」になってしまわないように。
・【コントラ】⑤はじまる音スペリウスの5度下にストーンと入る。2枚目3段目終わりの「omnibus」のラシドのシが低くならないように。
・【テノール】⑤の休符の後の入り方。一本の線のところにすっと入ってくるように。
・【コントラ】⑤の「ave」の発音。[e]になったときに響きが落ちないように。上に倍音を与えるように。
・④、3拍子のようになるところ、少し早くなるかんじで、軽快さが失われないように。「cujus purificatio」は「purificatio」の言葉が「puri」で分断されてしまわない
ように、音の圧力は緩むが次へ続いて。【コントラ】「purgatio」の「-ti-」の音にしっかりとした響き(倍音?)が欲しい。
・【テノール】④の歌い方。「ave vera」。入り口、当てないでとってくるように。「-ve
ve-」と連続する「ve」の表情の違いを歌う。はじめのveは終わっていて、2つ目は始まる。「ave」の「-ve」はすっと終わらせ「vera」の「ve-」は言い直し、「v」を早く取ってくる。地に足が着いていないとならないがもっと尻軽な感じで(フットワークが軽い感じで?踏ん張ってそこにがんとして居るようなたたずまいではなく?)。「immaculata」の「-u-」は[y]の発音注意。「castitas」の[a]母音明るく。
・1枚目、「celestia terrestria」は小さく初めてリズムをよく出して大きくなっていくように。
・【スペリウス・男声】ページの変わり目「preveniens」の「-ens」の切れ方。スペリウスが「-ens」と終わったあと男声が「-ens」と終わる「-s」のを良く効かせていったん良く終わらせ、スペリウスとコントラで次の「ave pia」を始め、続いていく感じ。
・【スペリウス】③の後「humilitas」の「-u-」の発音[y]注意。「annunciatio」の「-nun-」鼻母音しっかり。「-cia-」の母音[i]から[a]へしっかり開く。
・【テノール】③の後「sine viro」の「-ne」はそっと、「vi-」はしっかり。


《 Salve regina a 4 》

◎全体を通した後に頂いた総括コメント;全体の流れはとてもよい、が、、

<1>フレーズの始まりと終わりを美しく鮮やかに決めたい...
・【テノール】は特に終わらせ方がダサい。「び~バ~」という感じでやんちゃ坊主なので注意。
・【コントラ】は音の立ち上がりが悪い。皆さぐっているようにはじまる。電気がパッとついたように始められると良い。

<2>発音...
・「gementes」「flentes」などの「-men-」「flen-」の鼻母音注意。狭い[e]にならないことと鼻母音と。
・「suspiramus」。[s]をしっかり生かして表現するように。
・「nostra」の「-tra」は明るい[a]だけれど美しく、5センチくらい後ろに居るくらいで。このようなエレガントな語尾の処理に注意する。

<3>その他...
・長い音から次の音に入るときの、「ん~~」とゴムが張って「ふぅ」と解けるようなそういう音のあり方を実現して。
・【テノール】何度も出てくる「レミ~レ」の動き。「ミ」がベースに対してよい音程関係であるように。


《 Gaude virgo 》

・【スペリウス・コントラ】イントロの2声、座ってしまわない。裏拍を常にずっと感じ続ける。
・【コントラ】「concepisti」から「Gabriele」が有機的に繋がっていくように。「Gabriele」のラ-ドの跳躍、低くならないように。
・【テノール・ベース】「plena」の「-na」がデカすぎる。控えて。
・【テノール】下に響かせようとして頑張ってしまわないで。「peperisti」のオクターブ跳躍注意。
・【テノール】2段目の真ん中より後ろ「morten」の「-ten」の音程美しく。低くなるので注意。ベースを良く聞いて。[o]から[e]の鼻母音の発音にも注意。
・【スペリウス】2枚目のコロル5つ目。シはナチュラル。ナチュラルに注意。
・2枚目。対する【コントラ】は地面である自覚を持って響きを与える。「scandis」の音程しっかり上がって。
・⑥に入る前の「in per(h)enni gaudio」は小さく初める。
・【テノール】エンディング。「ミファミレミ」の音程注意。コロルの細かい動きを良く効かせる。

★次回はモテット3曲もさらい、ミサ《フォルトゥーナ・デスペラータ》も復習。

(TI)
[PR]
by fonsfloris-k | 2010-07-11 13:00 | 講座レポート
7月10日 ルネサンス音楽を歌う(関西)
於母の家ベテル
受講:25名(S10、A9、T4、B2)

内容
<1>Victoria, Nisi Dominus
・最初から大きな楽譜で歌ってみる。
・全音上げ。
1枚目(Nisi Dominus~)
・in vanumは、むなしい、無駄である、という意味であることを意識して。frustraも。
・cantus 1:laboraveruntとqui aedificantの間のミニマ休みはブレスのつもりで。テンションは続いている。
・cantus 1:2段目のaedificantのnが抜けているので補う。
・altus 1:laboraveruntとqui、aedificantとeamはつなげて。
・tenor 1:2段目のquiの出だしはっきり。その前のlaboraveruntの終わりで少しぬいて。
・cantus 3とbassusは特に: in(短)va-(長)num(短)la-(長)bo-(長)ra-(長)ve-(長)runt(短)
という母音の長短を出す。
・tenor 2:custodierit civitatemのところは聞かせ所。
2枚目左(Vanum est~)
・surgiteのrを早めにいう。
・sederitisでいったんていねいに少しゆっくりめにおさめてから、qui manduatisで元に戻す。
2枚目右(Cum dederit~)
・potentis:とita filiiの間( : のところ)を切る。
3枚目~5枚目(Beatus vir~)
・曲の最後はAltus 2だけが残るので、他のパートはリタルダンドしない。
・1枚目から全曲を通して歌ってみる。

*次回はLaudate pueriとNisi Dominusの2曲でさらに細かい表現を学びます。

(NI)
[PR]
by fonsfloris-k | 2010-07-10 15:45 | 講座レポート
7月10日 グレゴリオ聖歌入門(関西)
於母の家ベテル
受講:28名

内容
~「年間第19週(C年)のミサ固有唱」のプリント(今年の富士見講座のテキスト)を使ってネウマを学ぶ~

<1>拝領唱Communio: Beatus servus
・拝領唱の歌詞は福音書朗読の箇所から取られることが多い。
・Beatus幸い servus僕は quem(関係代名詞)invenerit vigilantem起きているのを見つけられる、の間にcum venerit Dominus主が来られた時、が挿入されているという文章の構成を意識して言葉を読む。
・全体をソルミゼーションで歌ってみる。出だしはミミファ。終わりはファミ。ミで終わっていてドミナントは上のミなので第3旋法。
・実際のミの記譜法で書かない(見た目はラの記譜法になっている)のはなぜか?→シにフラットがついていない音がファの♯ということになり、グレゴリオ聖歌に♯はないので記譜できないから。
・ネウマはグレゴリオ聖歌のリズム、歌い方を示したもの。音の高さは当時わかりきったことなので示されていないだけで、未発達な楽譜というわけではない。目的が違う。
・virgaは高い、tractulusは低い、を表す。super omniaは-aだけを「低い」と感じている。次のbonaのbo-は同じ高さなのに次の-naを「低い」と感じるためにbo-を「高い」と感じている。
・pesは下から上。角張っているものは流れないでしっかり歌う。角張っていないものは流れるようにさっと歌う。Beatusのa-やquemについているpesは流れないpes。inveneritの-ritの流れないpesはミファで次の大事な言葉vigilantemを準備するため。amenのa-の流れないpesはamenを大事にゆっくり歌ってほしいから。
・pesの変化形として:inveneritのin-のpesの上が短くなっているのはepiphonus(融化音)、上の音で子音をいうことを表す。vigilantemの-lan-もネウマは同じ融化形なのに四角譜では対応していないので、四角譜の上の音に括弧をつけるなど補足する。
・pesの変化形として:suaの-aはpes quassus。ゆれるpes。次の音への流れを誘導する。
・constituetの-sti-はepisemaのついたvirgaとquilisma。quilismaはその前に必ず低い音があり、その音をゆっくり歌った後、次への経過的な音としてすっと(あるいは装飾のようにふるわせて)歌う。
・DominusのDo-はvirga strata。pes quassusの逆。次に低い音が来て、その音に誘導する。カデンツにむかう音。
・clivisは上から下。vigilantemの-gi-のclivisにはc(=celeriter:早く歌う)がついている。servusの-vusやeumの-umのclivisにはepisemaがついているのでゆっくり歌う。どちらもファミ。dicoのdi-のclivisには上にceleriter、下にepisemaがついている。
・clivisの変化形として:constituetのcon-のclivisの下が短くなっているのはcepalicus(融化音)、下の音で子音をいうことを表す。
・torculusは低い高い低い。inveneritの-ne-のtorculusのように角張っていないものは流れるように歌う。
・climacusは上から下に下に。veneritの-ritのclimacusは最初の音にepisemaがついている。この時は最初の音を長く。episemaがない場合で2つめ3つめが点になっている場合は全部早く歌う。見かけ上は最初の音が長く見えるので注意。
・constituetの-etはpes subbipunctusとtorculus。すべて早く流れるように。
・eumのe-はtorculusとapostropha。apostrophaは同音反復して強調する。
・BeataのBe-はsalicus。2つめの音から3つめの音への勢いを強調する。

<2>昇階唱Graduale: Beata gens
・Graduale Triplexから取った楽譜。Triplexとは3種類の楽譜(四角譜とネウマ2種)が一緒になっているもの。上のネウマはLaon(ラン)のもの。下のネウマはSankt Gallen(ザンクトガレン)のもの。私たちはSankt Gallenのネウマを主に、Laonも参考にしながら学んでいる。
・第一旋法。レとラの旋法。
・歌詞とネウマ(Sankt Gallen)を自分で書いてみる練習。
・Beata:tractulus(右にceleriter)+episema付きのbivirga(virgaが2つ)+tenete付きのclivisが2つ+pes subbipunctus+episema付きのclivis(上にm=mediocriter)。mideiocriterは中庸に、の意味。ここでは、episemaはほどほどに、の意味。Laonのネウマではこの最後の部分にa=augete(増幅する)と書いてあるので、このclivisは下の音の方が長い、という指示になっている。
・gens:tractulus。
・cuius:tractulus+tractulus。Laonでは点点となっているので、軽く歌うべきということがわかる。
・est:episema付きのbivirga。
・Dominus:episema付きのclivis+virga+virga+virga。ゆっくり。
・Deus:torculusにclivisがくっついたもの(全部流れる)+episema付きのclivis(ゆっくり)。
・eorum:celeriter付きのclivis+episema付きのvirga+最初の2つの音にceleriterが付き、最後の音にepisemaが付いているporrectus(高い低い高い)+全ての音が長くなるclimacus+episema付きのclivis+tractulus。
・populus:episema付きのvirga+最初の2つの音にceleriterが付き、最後の音にepisemaが付いているporrectus+episema付きのbivirga+最初の音にcleriterが付き、2番目の音が短くて、最後の音が長いclimacus+全てをゆっくり歌うtorculus+virga。この最後の音を「高い」(virga)で表したのは、言葉のpopulusが次のquemにつながることを意識させる。
・quem:tractulus。
・elegit:流れるtorculus+episemaなしのbivirga(長いけれどもそれほど長くない)+ゆっくりのpunctumが3つ+quilisma+porrectus+episema付きのclivis。
・Dominus:最初の音にceleriterが付き、2つめの音にepisemaの付いたclivis+最初の音にepisemaのついたclimacus+celeriter付きのclivis+episema付きのtractulus+trigon(3つの点。高い高い低い)+流れるtorculus+最後の音にepisemaの付いたtorculus+virga(ミ)+pressus maior(レレド)。
・in:celeriter付きのvirga。
・hereditatem:tractulus+virga+virga+最後の音(ドミナント)にepisemaの付いたtorculus resupinus+流れるtorculus resupinus+episema付きのclivis(ここもドミナントを強調するepisema)。
・in heredi-のところはLaonではすべて点になっているので全てを軽く歌う。
・sibi:virga+celeriter付きのpes subbipunctus+最後の音にepisemaの付いたpes quassus+celeriter付きのpes subbipunctus+最後の音にepisemaの付いたpes quassus+celeriter付きのpes subbipunctus+最後の音にepisemaの付いたpes quassus+最後の音にepisemaの付いたtorculus+tractulus。
・Verbo以降はソリストが歌う箇所。簡単にネウマの説明。全員で歌ってみる。下から2段目のomnisの3つめの音はファからミに変更。

配布プリント
・「Hebdomada decimanona 年間第19週(C年)のミサ固有唱」A3 2枚(4頁)

(NI)
[PR]
by fonsfloris-k | 2010-07-10 13:30 | 講座レポート