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2月22日 フランス・バロックの合唱曲を歌う(関西)
<1> 概要説明
・演奏プログラム順は、Lalande, Jubilate Deo、Lully, Miserere、休憩、petit choeurによる曲、Lalande, Te Deumの予定。
・a=415Hz(半音下げ。ヴェルサイユピッチよりは半音上げ)
・ド・ラランド「テ・デウム」には4稿あり、出版されていない第2稿を用いる。録音されているものは第4稿が多いので要注意。第2稿はウィリアム・クリスティによって録音されている。
(以下、Dessusはソプラノ、Haute-Contreはアルト、Tailleはテノール、Basse-Tailleはバリトン、Basseはバス、をさします。)

<2>発音の注意
すべて17世紀フランス式ラテン語発音。
(3月22日の講座で「17世紀フランス式ラテン語ガイド」というプリントが配られ、新たに発音に関する説明がありました。2月22日の講座でなされた説明から変更になった点がいくつかありましたので、2月22日分の内容を削除します。発音については、3月22日に配布されたプリントをご覧ください)

<3> Lalande, Jubilate Deoの譜読み
1. Jubilate Deo(最初のセクション)
・イネガルはほとんどなし。16分音符の順次進行で軽くイネガルにする。
・装飾の[+]はtremblement(上から)
★157小節以降は宿題!!
4. Laudate nomen ejus
・119小節:Basseの3拍目 d → cis
・126小節(最後の小節):Tailleのcisの音にtremblement追加 

<4>Lully, Miserereの譜読み
・51-2小節:Haute-Contreは上段のソロパートと同じにする。
・51小節:Basseの1拍目と次の音 f → fis
・87小節:歌詞 sempre → semper
・91小節:Basse-Tailleの1拍目 a → as
・100小節の小節番号を1つ前の小節に移す。
・118小節:Haute-Contreの3拍目以降 es → e
・121小節:Dessusの歌詞の ris を取る。
・128-9小節:Dessusに上段のソロパートと同じtr.をつける(129小節はタイをつけたまま。ソロパートの方にタイを追加)
・254小節:Basse-Tailleの2拍目fについている♭を取る
・254小節:Basseの2拍目 d → des
・262小節:Basseの最後の8分音符 c → b
・468小節:Basse-Tailleの3つめの8分音符(2拍目裏の音) g → a
・470小節:Bass-Tailleの2つのgの音が4分音符になっているのを両方8分音符に。
・478小節:Basseの最後の8分音符 g → a

<5>Lalande, Te Deum(前半:249小節まで)の譜読み
・152-179小節はDessusが2部に分かれる。

配布プリント
・Lalande, Jubilate Deoの楽譜
・Lully, Miserereの楽譜
・Lalande, Te Deumの楽譜前半(249小節まで)
by fonsfloris-k | 2009-02-22 14:00 | 講座レポート
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