●続唱 Sequentia
ミサの固有唱の中で
入祭唱、昇階唱、アレルヤ唱、奉納唱、拝領唱
主な5つの部分が成立した後に、新しく付け加えられるようにして成立してきた。
歌詞も新しく作詞された(9世紀から13世紀まで)。
P.18 Victimae paschali laudes <第Ⅰ旋法>
脚韻:各節の途中と最後
例.2節 oves と peccatores
(不完全な場合、無い場合もある)
・等間隔に歌わない。
・大事な言葉・音節を考えて流れを作りながら歌う。
P.19 Veni Sancte Spiritus <第Ⅰ旋法>
脚韻:A-A-ium(Aは節によって異なる)
・言葉の強弱を感じて歌う
P.20-22 Lauda Sion <第Ⅶ旋法>
この曲は旋律が先に存在し、言葉は後から付け加えられた。
脚韻:AーAーB / CーC-B
(節によって異なるが、2節でペアになっている)
P.23-25 Stabat Mater <第Ⅱ旋法>
9月15日の曲(聖母の7つの御苦しみの祝日)
脚韻:AーAーB / CーC-B
(節によって異なるが、2節でペアになっている)
・語るように歌う
P.25-27 Dies irae <第Ⅰ旋法>
レクイエムのセクエンツィア。現在は廃止。
怒りの日(怒るのは神)
脚韻:AーA-A/B-B-B/C-C-C
・ペアになっている節を感じて歌う