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7月17日ソルミゼーション~中世の移動ドで歌う(東京)
今日やったこと
1.グイドの手を使って、いろいろな音で始まる音階を歌う。
  ※ヘ音記号、ハ音記号の場所をまず覚えると便利。
2.リディア、ヒポリディア(”ヒポ”がつくと変格旋法)の音階を
  グイドの手を使って歌う。
3.ヒポリディアを使って旋律を皆で作ってみる。その際、
   ・始まりの音は何でもよいが、終始の音はfa。
   ・中間の部分をいくつかに分け、一人ずつ順番に旋律をつないでいく。
   ・できれば途中でlaの上のfaを使ってみる。
  という条件で実施したところ、全体として何の旋法なのか判別しがたい
  旋律が出来上がったが、ソルミゼーションと旋法の関係を知る上で有益な
  実践となった。
4.Sicut cervusのソプラノパートの最初の部分をまずソルミゼーションで
  歌い、次に歌詞をつけて、4声で歌う。
  そうすると、ソルミゼーションの最高音laで歌詞のクライマックス
  (desiderat ad fontes)に達すること、フレーズの切れ目で音を読み
  替えるようになっていること等々の発見があり、興味深かった。

宿題
1.Sicut cervus の各パートまたは自分のパートをソルミゼーションで
  読む(「何が分かるかな?」という観点で)。
2.FerraboscoのIo mi son giovinetta, et volontieri(1558 Venetiaの方)
  に目を通してくる。

(YH)
by fonsfloris-k | 2013-07-17 19:00 | 講座レポート
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