6月26日グレゴリオ聖歌演奏(東京)
聖母ミサの
15c. バチカン版写本 Editio Vaticanaと17c. メディチ版 Editio Medicaea
を歌い比べた。

通常唱(バチカン版写本)
キリエ
・割り振りが特徴的なところがある。

トロープス付きグロリア
・歌詞対訳の下線のところがトロープス。
・最初のトロープス“Spritus et alme orphamorum Paraclite”により、
このグロリアのことを“Gloria Spritus et alme”と呼んだりする。
これを元にしたポリフォニーも、チッコーニアやジョスカンなどによって
書かれている。
・音部記号がころころ変わるので注意しましょう。

固有唱
入祭唱 Suscepimus Dues,
 Triplex P543
 バチカン版・・同じ高さの反復が減らされている
 メディチ版 P39・・templiのところのようにアクセントではない音節が
 強調されない様になっている(イタリア的)

拝領唱 Responsum accepit Simeon
 Triplex P544
 バチカン版・・大きな違いはない
 メディチ版 P41・・Simeonの音域が高くなって意味が強調されている他、
          明快なところが多々

昇階唱 Suscepimus, Dues,
 Triplex P360・・“tuam”で音の反復が効果的に使われている
 バチカン版
 メディチ版・・“in monte sancto eius”などの箇所など、大きく変わっている

★予習しておくこと
P544のAlleluiaにP516を見てネウマを書き込んでおく。
他にも、P625, P250, P517にも同じパターンあり。

(AT)
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by fonsfloris-k | 2013-06-26 19:00 | 講座レポート
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