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9月28日総合講座 グレゴリオ聖歌とフランドル楽派のポリフォニー(関西)
13:30-17:30 於母の家ベテル
受講:22名(S9、A7、T3、B3)

内容
<1>発表会の演奏曲順と担当
1. Introitus: Gaudeamus omnes in Domino グレゴリオ聖歌(総合)
2. Kyrie グレゴリオ聖歌(今回配布)(総合)
3. Gloria グレゴリオ聖歌(今回配布)(総合)
4. Graduale: Benedicta et venerabilis es グレゴリオ聖歌(Ens)
5. Alleluia Nativitas gloriosae virginis Mariae グレゴリオ聖歌(Alleluiaと最後のDavidのみ総合、versusは安邨先生)
6. Credo マショー(Ens)
7. Offertorium: Ave Maria グレゴリオ聖歌(安邨先生独唱)
8. Praefatio グレゴリオ聖歌(次回配布)(簡単な受け答えのみ総合)
9. Sanctis ジョスカン(総合)
10. Agnus Dei ジョスカン(総合:ただし、2枚目のデュオはEns)
11. Communio: Beata viscera(Ens)
12. Ite missa(今回練習)(全員)
・ミサの流れに沿ったプログラム。ただし、今回は、聖書朗読や祈祷を省略。
<2>グレゴリオ聖歌でKyrie、Gloriaを歌う。
・夏期特別入門講座で扱ったものと同じもの。聖母ミサで歌われる旋律。
・1節ごとに交互に歌う。今回は、女声と男声の交互で。1節めののKyrie eleison.はKyrieを先唱者、eleisonを女声。2つめのKyrie eleison.を男声、という具合。最後9節めのKyrie eleison.の途中、15番目の音の後に*印、29番目の音の後に**印をつけ、女声、男声、全員の順で歌う。
・Gloria in excelsis Deo.は先唱者。2節め女声、3節め男声、と交互に歌い、最後のAmen.は全員で。
・Kyrieの7節めの7番目の音をラに訂正する。
・Domine Deus, Agnus DeiのAgnusのA-の音をレドからドシに訂正する。
・Kyrieはレをdの高さ(そのままの高さ)で。Gloriaは4度下げで。
・このGloriaはトロープス(本来のミサ通常唱にない歌詞)付き。
・言葉がブツブツ途切れないように歌う。ただし、Qui seeds ad dexteram Patrisの後は少し落ち着いてmiserere nobis.と歌う。
<3>グレゴリオ聖歌で入祭唱Gaudeamusを歌う。
・下の音が重くならないように。
・ネウマを見て、流れるところ、そうでないところを確認しておく。
<4>グレゴリオ聖歌でアレルヤ唱を歌う。
・Alleluiaの部分のみ全員で。versusは安邨先生が担当。ただし、最後のDavidは全員で歌う。
・Alleluiaの1段目、途中のハ音記号の後のタツノオトシゴみたいな音符2つは、ドレミミドレレ、と上の音を2回繰り返すので注意。
<5>Josquin, Missa De beata virgine - Sanctus(Sanctus~Osanna)
・長い音を歌っている時、どのパートが何をしているか、他のパートの動きをよく聞く。
・裏拍を常に意識しないと、つながらないし、アンサンブルできない。
・定旋律に即興で対旋律をつけていくようなつもりでアンサンブルする。
・OsannaのO-が開きすぎないように。
<6>Josquin, Missa De beata virgine - Agnus Dei(Agnus IとAgnus III)
・Agnus IIのデュオはアンサンブルクラスが歌います。
・音楽の構造、どこが盛り上がり、どこで収まるか、とか、どこで誰が入るか、を思い描いてから歌いましょう。
<7>Introitus、Kyrie、Gloriaを通して歌う。

配付資料:
グレゴリオ聖歌(聖母ミサのKyrieとGloria)A4で5頁
発表会チラシ

(N.I.)
by fonsfloris-k | 2013-09-28 13:30 | 講座レポート
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