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12月7日オルガヌムを歌う(東京)
前半:
Alleluia : senex puerum portabat を歌いました。キーは楽譜
より2度下げです。
まずは部分部分を、それから全体を alleluia を繰返して歌いました。
注意としては、
・V.P.がしっかり歌わないと、V.O.がそれに乗れないので、しっかり歌う
・V.O.は、常にV.P.の響きの中にあるように
・旋律の途中に4度や5度、8度などが出て来た時に、重要な音程なので、
 その響きを大事にし合うように。
・音を一音一音置く様に歌うのではなく、旋律の流れを歌うこと。
 音を止めないこと。
などでした。

後半:
4番のキリエのトロープス Rex virginum amator deus が配られました。
発表会でこれも歌います。まずトロープスなしの4番のキリエを
(つまりkyrie eleisonの歌詞だけで)歌いました。また、9番の
(聖母の)キリエも参考のために歌いました。キリエの歌い方は、
kyrie eleison 3回、christe eleison 3回、kyrie eleison 2回を
左右交互に一節ずつ歌っていきます。最後のkyrie eleisonはその中で
交互に歌って最後のeleisonはtuttiです。
続いて、トロープス付きの4番のキリエを歌いました。
最後に、トロープス付きのキリエに、平行オルガヌムを付けてみました。
時間がなくて最初の3節のみしか付けられませんでした。
ララソラドシラソララソファレミに対してミミレミソソソソラミミファレミ
と付けました。エレイソンの部分はtuttiです。

(MW)
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「講座もあと2回になりました。微妙な響きにも繊細に反応しなければなず、
非常に集中力を必要とする音楽ですので、必ず残りの2回を参加して発表会
に臨んで下さい。」(安邨先生より)
by fonsfloris-k | 2013-12-07 18:00 | 講座レポート
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