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7月19日 パリ・ノートルダム楽派の音楽(東京)
三声のBenedicamus Dominoを中心に練習しました。
低めの音を力まずきちんとならせるようエクササイズもしました。
高い音も低い音も基本的にはコンパクトに省エネで歌いますが、どの音のときにもいちいち微調整をしてバランスをとっていくことが必要です。
一つの位置に固定しない。常に動いていることに慣れていくということを言われました。

オルガヌムのBenedicamus Dominoも少し練習しました。(A4の楽譜で下にモンペリエ写本とあります)
オルガヌムを歌うにあたって、リズムモードとリガトゥーラの関係についての説明がありましたが、最初のうちは理屈で考えるよりも、とにかくメロディーごと覚えてしまいましょうとのことでした。

発表会ではこの2曲を演奏するとの事。
今のところ、コンドゥクトゥスの長大なBenedicamus Dominoを歌った後、続けてオルガヌムの方をDeo gratiasで歌う予定です。
(Benedicamus DominoとDeo gratiasは対になっていて、本来は同じメロディーで呼応するものなので)

三声のBenedicamus Dominoは2ページ目の一番下の段まで進みました。

1音ずつ音を刻まない事、音を止めずに流れるように歌うようにと何度も先生は言われていました。

歌うパートも決まりましたので音程や言葉を復習して慣れる事。

そうすれば4度や5度の音程を感じて歌う事ができるようになると思います。

なかなかたくさん進めませんし、響きがあってくるのにもまだまだ時間がかかりますが、少しずつみんなで感覚を共有できるように努力して
いきましょう。ということでした。そのためにも自分で出来ることはしっかり予習・復習しましょう。

次回も両方の続きを進んでいきます。

(TT)
by fonsfloris-k | 2015-07-19 14:00 | 講座レポート
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