カテゴリ:講座レポート( 512 )
2月10日ルネサンス音楽入門講座 (東京)
旗の台のえびらホールにて
ルネサンス音楽入門講座の最終回が
櫻井先生の指導のもと行われました。
ハインリッヒ・イザークのProphetarum maxime
を通して歌いました。

・冒頭の子音”Pro”をよく聞かせる
・声帯をピッタリくっつけた状態〜少し息漏れするくらいの状態のどの位置に自分の声の状態があるかを意識すること。音楽の表情によって使い分ける。→強い調子で歌いたいとき、息の量を増やすよりも、このように音色を変えることで対応する。
・ウの母音:唇の幅が厚くならないように注意する。


222ページ:
・点に向かう付点と抜ける付点があるのを意識して歌う。
・ネイネイで歌うと、各パートが何の音を歌っているか聴きやすくなる。

・音にはそれぞれキャラクターがあるのを意識
fa:やわらかい
mi:かたい

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by fonsfloris-k | 2018-02-10 13:30 | 講座レポート
2月10日 グレゴリオ聖歌入門講座(東京)
本日はえびらホールで渡辺先生の指導のもと、
グレゴリオ聖歌入門講座最終回が行われました。

入祭唱:
・Gloria Patri →何度も歌われる句なので、手慣れた感じで歌えると良い
・繋がっている音符は繋がっているイメージで歌う。
・空間を見渡して、そこに満ちている響きを聴きながら歌うこと。そうすると音が揃う。

拝領唱:
・女声は男声の音に含まれる倍音に合わせるイメージで歌う。
・フィナリスの響きを共有する。5度上のときフィナリスと調和する音程を歌う。
・倍音の5度を歌うと、綺麗で、楽に歌うことができる。
アレルヤ唱1:
・terrae→母音のメリスマ部分で母音を伸ばすとき、口の形を変えないことで音をつなげること。

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by fonsfloris-k | 2018-02-10 10:00 | 講座レポート
1月13日グレゴリオ聖歌入門 (東京)
グレゴリオ聖歌入門講座

今日は花井先生のご指導の下、発表会で歌う予定の曲を練習しました。

・発表会で歌うのは、
○入祭唱 Spiritus Domini
○アレルヤ唱1 Emitte Spiritus
○アレルヤ唱2 Veni Sancte Spiritus
○拝領唱 Factus est repente
・長野の原村古楽合唱団がそれぞれのポリフォニーを歌う予定で、交互に演奏することになる。
・発表会では、大判の楽譜を全員で見ながら歌う。
・アレルヤ唱に関していくつか注意点。
○アレルヤ唱1のヴェルスス部分 (Emitte Spiritus から et renovabis faciem まで)はソロ (渡辺)。 "terrae" は全員で歌う。
○アレルヤ唱1では、ヴェルスス後に冒頭のアレルヤに戻ることはしないで、アレルヤ2につなげる。
○アレルヤ唱2では、ヴェルスス部分も全員で歌う。また、ヴェルスス後には冒頭のアレルヤに戻る。

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by fonsfloris-k | 2018-01-13 10:00 | 講座レポート
12月16日ルネサンス音楽入門講座(東京)
ルネサンス音楽入門講座が祐天寺の古楽院にて
櫻井先生のご指導の下、行われました。

今回は最初から最後までイザークのProphetarum maximeをクワイアブックを使って歌いました。

・in utero manensを滑らかに繋がるように歌う。
・organaの箇所をみんなで切らない。
・aの母音の箇所は横に口を開かない。甲状披裂筋を収縮させつつ、口は縦に開く。
・oの音の時、舌が下がらないように。
・音価が短いところは軽く歌う。
この作品は計量譜になってから時間が経ったころに作られた作品で音符1つ1つが視覚的には切れてしまっているが旋律をつなぐ意識が大事で、特に声帯が緩んで音が減衰すると途切れた印象を与えるので緩めないようにする。

・P.255前半は三拍子の拍節感、後半はヘミオラ的なウネウネ感を表現する。

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by fonsfloris-k | 2017-12-16 13:30 | 講座レポート
12月16日グレゴリオ聖歌入門 (東京)
グレゴリオ聖歌入門講座

今日は渡辺研一郎先生の指導の下、
拝領唱を中心に入祭唱を歌いました。

☆拝領唱
・sonusでブレスはとるが、ラテン語としてはその後vehementisまで途切れなく感じる。
・2世紀頃は一般会衆も聖体拝領を受けていた。11世紀頃、聖体拝領は司祭のみが行うこととなったが、それ以前までは聖体拝領唱には入祭唱と同様に詩編唱が含まれていた。(時間がかかるため)
・第七旋法、ソが終止音、レがドミナント。
・レが連続する箇所では音程が下がらないように注意。
常にソとレの和音が鳴っているイメージの中で歌うとうまくいく。

・トラクトゥルス:語尾で使われることが多い。弛緩する箇所で多用される。
・ヴィルガ:どんどん先へと進むエネルギーを持っている。言葉のアクセントの音節に多用される。


・sonusに付いているL Cの指示文字は、levare celeriter。levareは「(旋律を)持ち上げる」、celeriterは「素早く」。それぞれ独立した意味を示す。
・ザンクトガレンが"_/"で間にceleriterがある箇所でランが"・・"となってることが多い。

・allelúiaの箇所にLPと指示文字が付いているが、この場合のPはparvumを意味すると思われるが、このPはperfectumやpulcreと文脈によって解釈されることもあるので注意が必要。


☆入祭唱
・区分線について:ソレム的な歌い方に則るならば、
小:ブレスを取る場合と取らない場合がある。
中:一般的にはブレスを取る。(※前回ここで必ずブレスをするということでしたが訂正させていただきます。)
大:必ずブレスを取る必要がある。

→この曲についてはExsúrgat Deusの小区分線以外は全てブレスを行うと良い。


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by fonsfloris-k | 2017-12-16 10:00 | 講座レポート
11月11日 ルネサンス音楽入門講座(東京)
祐天寺の古楽院にて
ルネサンス音楽入門講座が櫻井先生の指導の下、行われました。

本日は、
イザークのprophetarum maximeの226ページから最後までを重点的に歌いました。

・声帯を寄せる筋肉を使う→エッジボイス
ちょうど良いところでバランスを取ると、倍音が出てポリフォニー歌うのに適した声になる。
エッジボイスで音程を上下させるとき、顎の裏に指を置いて、顎の筋肉が筋肉が反発してこないように気をつける。

・ネイネイの練習:TA筋を使い、ちょっと潰れ気味な声で練習する。高い音が空気が漏れたように抜けてしまわないように注意する。クワイヤブックで歌う際は、同時にどういう音が鳴っているか視覚的にわかりづらいため、空間にお互いが音をしっかりと供給必要がある。

・TA筋を引き締めることで声帯の筋肉の接地面積が広くなり、倍音が出る。これがないと、母音がみんな同じ音になってしまう。

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by fonsfloris-k | 2017-11-11 13:30 | 講座レポート
11月11日 グレゴリオ聖歌入門講座(東京)
祐天寺の古楽院にて、渡辺先生の指導のもと
グレゴリオ聖歌入門講座が行われました。

本日は、
Introitus
Kyrie
Gloria
Ite missa est
を復習し、
Alleluia唱の2を始めて歌いました。

☆Introitus
・contineのtiはツィではなくティと読む。
tiの後ろに母音が来る場合、ツィとなる。
(ただし、tiの後ろに母音が来ていても、tiの前にs, t, xが来ている場合には、ティとなる)

・et hoc quod~omniaまで一息で頑張る。

・同じ音が続くとき、最初の音を意識して歌う。
(だんだん音程が下がりがち
・各自間合いを測りながら歌うのではなくて、各々で能動的に歌う方がうまくいく。

☆Kyrie
・第八旋法とかかれているが、中盤は第七旋法的。レ→ミを狙って高めにとる。
ソレムの人によるとギザギザの音符で声を震わす前を引き延ばし気味に歌う。
・ij:2回繰り返しを示す。

☆Gloria
・4種類teが続くところは次々に繰り出す。

☆Alleluia Ⅱ
・最初の中区分線直前のネウマは非常にレア
ペス・ストラートゥスと呼びと呼び、ペスで上がった音をもう一度繰り返す。
・tuorumのrumについてるネウマはペスの融化を意味し、ここではmをはっきり発音することを示す。
cordaのcorについてるネウマはヴィルガの融化を意味し、ここではrをはっきり発音する意味を示す。
Veniのveについてるsみたいなのは指示文字ではなくオリスクスというネウマであり、意味は前の音と同じものを繰り返す。
直前のクリマクスと合わせて考えるとここはファミレレとなる。



※区分線に関する説明に一部誤りがありました。申し訳ございません。次回、訂正の上改めてご説明いたします。よろしくお願いいたします。(講師)
次回はCommunio(聖体拝領唱)を歌う予定です。

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by fonsfloris-k | 2017-11-11 10:00 | 講座レポート
10月14日 ルネサンス音楽入門講座(東京)
10/14 13:30より、ルネサンス音楽入門講座が櫻井先生の指導のもと、
えびらホールで行われました。

ハインリッヒ・イザークのProphetarum maxime
の225ページから227ページまでと
"インスブルックよさようなら"を歌いました。


☆225ページからフェルマータまで、和声的な動きとなっているが、
原則ピタゴリアンに則る。
しかしとりわけトニックとして安定した三度の響きが出てきた時は三度を狭めに取ることで三度を綺麗に響かせる。

☆声帯の筋肉:TAとCTのバランスを整えることで、ハリのある声になる。
これはポリフォニーの時は輪郭をはっきりさせたほうがよいので特に大切。

日本のuと西洋のuは舌の位置としては同じであるが唇の形だけが違う。舌を押し下げないように注意。


☆ストローを使用した練習法
・歯で噛まない
・口の中の状態を通常時と変えない
・鼻から空気を漏らさない
・少ない息の量で歌う練習にいい

(H.I.)

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by fonsfloris-k | 2017-10-14 13:30 | 講座レポート
10月14日 グレゴリオ聖歌入門講座(東京)
10/14 10:00〜
渡辺先生の指導のもと、グレゴリオ聖歌入門講座がえびらホールで行われました。

本日のテーマは指示文字について。
ランとザンクトガレンのネウマ譜に出てくる指示文字について集めたプリントを片手に、
入祭唱とアレルヤ唱1の指示文字をネウマの中から探し出す作業をしました。


☆スルスムについて、現代の感覚だとrに見えるけどこれはs
☆入祭唱の一段目terの箇所、4線譜だとrまで同じ音程であるが、ザンクトガレンのネウマ譜をもとに演奏するならばterのrの箇所に相当するネウマにinferiusが付随しているのでこれだけを見て演奏するならば、rがの音程が下がる可能性がある。


☆mは他のネウマと組合わさると解釈しやすいが、単独で存在するmは解釈が難しい。(今日は深追いしませんでした)

ランとザンクトガレンで記法こそ違うが内容としては共通している箇所がある。
両方の写本を参考に奏法を探ることができる。

☆引き延ばされた"e","c","t"について、
引き延ばされてる範囲についてその指示文字が有効。
(H.I.)

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by fonsfloris-k | 2017-10-14 10:00 | 講座レポート
9月9日 ルネサンス音楽入門(東京)
9/9 13時30~
祐天寺にあるフォンスフローリス古楽院にて花井先生のご指導のもと、
ハインリヒ・イザークのProphetarum maximeをクワイヤブックをみんなで
見ながら225ページまでを歌いました。


☆言葉の話し方と歌い方はリンクしていて、
後ろの方に広がりが来るように、最初にアクセントがこないように歌う。

☆和音の構成要素としての響きを保持する。
自分の音に固執しないで、他のパートとの相対的な音程を大事にする。

☆拍の表のパートは裏拍から出て来るパートのために、合図をするイメージ。
裏拍から出る人はよくその合図を聞こう。

☆母音を口を開けすぎないほうが、音の成分のコントロールはしやすい。

☆短いフレーズを組み立てて、大きいフレーズを作っていく。言葉の流れに従う。

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by fonsfloris-k | 2017-09-09 13:30 | 講座レポート