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by fonsfloris-k
| 2009-07-30 08:58
| 古楽院の庭から
Graduale Triplex 256ページ
聖霊降臨・日中のミサ Communio(実は宿題だった曲…)をネウマを細かく指導していただきながら歌いました。写本の美しい絵を見せていただき、GradualeTriplex 371ページの三位一体の主日のIntroitosを歌いました。 宿題:「教会暦」K.-H.ビーリッツ著の三位一体に関する項目を読んでくること。 配布プリント:10~12ページの差し替え、14~15ページ ▲
by fonsfloris-k
| 2009-07-29 19:00
| 講座レポート
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by fonsfloris-k
| 2009-07-26 13:30
| 講座レポート
出席:S4、A2、T3、B2
La Rue, Salve Regina 音符の変更 【contra-alto】 4番(1ページ3段目)「lacrimarum」の「rum」の d-dis-d の 2番目の dis◇と 3番目の d◇セミブレビスを、両方とも(◇・)付点セミブレビスに変更。dミニマ-dis(◇・)-d(◇・) が正しい音符。 歌詞の付き方の変更 【superius】 11番(2ページ3段目)「o clemens」:歌詞「o」で a-b-a-b-c-d-c-d を歌い、「cle」で c-d-c-b を歌い、a◇で「mens」と言う。 12番(2ページ3段目)「o pia」:歌詞「o」で g-a-g-a-b-c-b を歌い、「pi」で a-g-f-e を歌い、d◇で「a」と言う。 【contra-alto】 8番(2ページ1段目)「fructum」の歌詞が抜けているので「ventris」の前に追加。歌詞「fruc」で e-d-c-e を歌い、c◇で「tum」と言う。f◇で「ven」、eミニマで「tris」と言う。 12番(2ページ2-3段目)「o clemens」:歌詞「o」で d-eフラット-d-eフラット-f-g-f を歌い、「cle」で g を歌い、c□で「mens」と言う12番(2ページ3段目)「o pia」:歌詞「o」で d□を歌い、「pi」で c♯ を歌い、d◇で「a」と言う。 【tenor】 8番(2ページ1段目)「ventris」の歌詞が抜けているので「fructum」の後に追加。歌詞「ven」で c◆-b◆コロルミニマ-a◇ を歌い、g◇で「tris」と言う。 11番(2ページ2段目)「o clemens」:歌詞「o」で g-a-g-a-b-c-d-c を歌い、「cle」で c-d-c-b を歌い、a◇で「mens」と言う11番(2ページ3段目)「o pia」:歌詞「o」で g-a-g-a-b-c-b を歌い、「pi」で a-g-f-e-d-e を歌い、d◇で「a」と言う。 【bassus】 3番(1ページ2段目)「fili eve」の「e-ve」で「e」で g-f-e-f を歌い、g◇で「ve」と言う。 11番(2ページ2-3段目)「o clemens」:歌詞「o」で d-eフラット-d-eフラット-d-eフラット-f-g-f を歌い、「cle」で g を歌い、c□で「mens」と言う12番(2ページ3段目)「o pia」:歌詞「o」で d-c-d-e を歌い、「pi」で d-c♯を歌い、d◇で「a」と言う。 La Rueらしい、ほのぼのとした雰囲気と慈しみに満ちている曲だというお話しがありました。 Josquin de Prez, Salve Regina ●4ページ目、contra と tenor が入れ替わる箇所の確認 【contra】 4段目の「o clemens」を歌って最後の d□ブレビスを d◇セミブレビス分だけ歌い、直後に tenor の3段目に移動して、3段目先頭のd◇・からの「oclemens」を歌う。 【tenor】 3段目の「o clemens」を歌ったら 5 拍休み、contra 4 段目に移動して、「opia」からを歌う。 ☆メモ☆ カノンでsalve reginaと歌われる回数は12回。これはマリアの冠の星の数と同じです。 ■練習中に受けた注意 ・「et jesum」の e-e-o~ の母音を途切れないようにつなぎつつ、響きを引き締める。 ・上昇音型では正しい音程まで上がる。 ・下降音型で、喉に響きを下げてしまったり、単調に降りたりしないよう注意する。 次回は、JosquinのSalve Reginaを練習します。 ▲
by fonsfloris-k
| 2009-07-25 15:30
| 講座レポート
Francisco Guerrero “Super Flumina Babylonis”
《Credo》Patrem omnipotentem ~ Et homo factus est.まで 譜読み中心の練習 ・各パートに現れる主題のメロデイーを探す 冒頭:Bas. Alt. レファーファララ♭シ Ten. Sop. ラドードレレファ 練習番号2:Sop. Ten. Bas. レドレミファ Alt. ラソラシド 練習番号3:Et ex Patre ファミレド~の各パートの出を明確に表現する事が大切 ・ファ・ミの話 ♯はミ ♭はファ を表す。 ♯ミはナチュラルのミ=♭(ファ)ではない事を示す。 Ten.練習番号7 sancto ♭シ♭ミレ=ファ・ファミ ・“3”の部分 セミブレビス=ミニマ3個の音価となり現代の三連符のような感覚。 ・歌詞付け 同じ語句の繰り返しが多くあり、確認が必要。 ▲
by fonsfloris-k
| 2009-07-25 13:00
| 講座レポート
哲郎先生からメールが届きました
![]() これは有名なレオナルド・ダ・ヴィンチによる肖像画「音楽家」です。その手に楽譜が握られていますが、残念ながら音符は判読困難で、何の曲かよくわかりません。しかし!仔細に検討した結果、紙が折り曲げられている陰にJOSQINの文字が読み取れる、というのです! ![]() ▲
by fonsfloris-k
| 2009-07-15 11:45
| 古楽院の庭から
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by fonsfloris-K
| 2009-07-09 13:24
| 講座レポート
Graduale 昇階唱
Gradus 階段 聖書を朗読する人が階段の途中で歌う歌。 朗読の言葉をかみ締める、静かに聴く為の音楽。 言葉の朗読をすることより響きや旋律を出すことが重要。 メリスマがたくさんある。 二重線までは聖歌隊が歌い、Versusはソリストが歌う。 本来はVersusの後に最初に戻り、また二重線まで歌うので A-B-Aの形になる。 別々の曲の中にほとんど変わらない旋律が使われている。 また曲自体が定型パターンになっているものもある 即興的な要素が多い P.15 Tecum principium <第Ⅱ旋法?>→楽譜上のラをレに読み替えると 第Ⅱ旋法として読むことができるが、 ドとシの間が全音になり、また読み替えたことで 本来付けてはいけないミにフラットを付けなければ いけなくなるので、正確な第Ⅱ旋法には当てはまらない。 P.16 Iusutus ut palma florebit<第Ⅱ旋法?> ・第Ⅱ旋法的なものもあるので「レとファ」は大切に ・ギザギザの音の後は目的の音なので一度止まる 定型フレーズ <P.16 Iustus と p.15 Tecumを比較> 1.sicut cedrus Libani と virtutis tuae 違い ・ネウマ ・音節数が違うので音の数も異なる 2.In domo Domini と ge nui te 違い ・音節数が違うので音の数や歌詞の付け方が異なる ・Domini と te のネウマ 3.multiplicabitur と ante luciferum 違い ・multi... と ante の音節数 ・小さな音の有無 P16.Christus factus <第Ⅴ旋法> P17.Ecce sacerdos magnus <第Ⅴ旋法> ・同じ言葉を2回言うときは2回目を強調して 定型フレーズ <P.16 Christus と P.17 Ecce sacerdosを比較> →ほぼ同じ旋律 違い ・言葉が違うので音や演奏の仕方が少し変わってくる P.17 Sederunt Principes <第Ⅴ旋法> ・最後のmeは第Ⅴ旋法の定型パターン Ecce や Christus などは 一番最後の行のネウマが書いていない →以下同様として省略されている ▲
by fonsfloris-k
| 2009-07-06 14:00
| 講座レポート
受講:10名(S3、A2、T3、By1、B1)
内容 <1>Lully, Miserere ・詳細は統一レポートをごらんください。 <2>Lalande, Te Deum ・詳細は統一レポートをごらんください。 ▲
by fonsfloris-K
| 2009-07-05 15:45
| 講座レポート
受講14名(S4、C4、T4、B2)
■練習曲 Josquin des Prez, Missa Fortuna desperata より Kyrie、Gloria、Credo ■アドバイス 今回のレッスンでは、響きや言葉のニュアンスや表現について多くのアドバイスを頂ける大変充実した時間を頂くことができた。 全体を通してまとめるとこのようなものであったと思われる。 《Kyrie》 声のイメージをきちんともつことの重要性。 響きの方向性がどのようであるかを意識していることの大切さ。 太く直線的に前に提示してしまう、あるいは内にこもって停滞する、あるいは下を向いているような響き。 このような方向性の響きの要素を、顔面の表面から上へ明るくよく鳴っている響きへとイメージを変えていく。 そのような声に基づいてフレーズの作り方を考えていく。 《Gloria》 言葉のニュアンスをきちんと表出していく。 《Credo》 メリハリを失わないように。 フレーズの収まり、開始。これを整頓していく。まずパート内で一致して整頓されること。 パート間でもあれこれ収まったり開始したりしていることをきちんとさせる。 フレーズの収まりは、最後の音の1つ前の音のありかたと、そして最後の音のありかたに要素がある。 もう1つ大きな要素は長い音の歌い方となる。 《全体に》 全体を通してこれから考えていく大きな目標として ①声の質、音の鳴らし方を向上させられるか ②フレーズの収まり、始まりを、いつも整頓させて歌うこと を上げられた。 ■レッスンの中で特にとりあげられた部分メモ ※指揮されながら先生の表現についていったために言葉で注意されなかった部分も多く ここに示されたことだけが表現の注意点ではなかったと思われる…。 《Kyrie》 1枚目 テノール ・最後の「eleyson」のはじまりのド、明るいイメージで。 他パートとうまく一致していなかった。 コントラ&ベース ・カデンツをしているところの意識をもっと持つように。 ①コントラ1段目の終わりの「-ley-」のリガトゥラの2音と ベースの1段目最終音と2段目のはじめの音の関係性。 ②コントラ2段目終わりから7つ目8つ目。 ③コントラ2段め終わりの2音と、ベースの練習番号1の前の音3つ。 2枚目(Christe) 全体 ・中盤に長い音でみなで伸ばす部分もありつつ、 イントロの活発さを失わずにずっと残して歌う。 ・長い音に入るときの入り口に注意する。 どこへむかっているのかを常に感じておく。 テノール ・練習番号2の2つ目のセミの「ミ」高めに意識。その後フレーズの最高音 「ソ」の響きを野放図にしないようよく注意。このフレーズの最後のミファの 「ミ」も高めに意識。 ・【歌詞変更】練習番号2のあと、付点ブレヴィス「-ley-」セミ「-son」 次のセミは後のミニマ2つとともに「e-」 3枚目 コントラ ・2段め最後の「eley-」母音の響きが広がってしまう。広がってしまわないように。 テノール ・最後の「eleyson」の歌い始め、あらたに新しい動きをもりかえすように。 《Gloria》 1枚目 全体 ・「benedicimus」「adoramus」「glorificamus」の言葉を印象的に提示させる意識。 テノール ・長い音の音程が変わるときのスピード感をうたうよう意識 2枚目 スペリウス ・初めの「gloriam」言葉のメリハリをもって ・4段目「unigenite」丁寧に表現するように ・5段目練習番号5からの5つの下行音、下へ行くほど広く、 その後オクターブ跳躍した「agnus」の母音「a」が内にこもって響いていたり 下向きな音色にならないように、明るく鳴っていること、よく注意して テノール ・練習番号3の「Deus」スペリウスの、美しい高音から降りてくる音形が はじまることを導くように、クレシェンドのように。 ・練習番号4の「domi-」のミファ、ここから感じをかえるように。 ・最終段のはじめ「-su」母音「u」の発音[y]の響き注意。 この[y]の響きを「Christe」の「chri-」に向かってクレシェンドさせる。 3枚目 ベース ・イントロ「Qui tollis」おじぎするような表現で。 全体 ・練習番号8の「Quoniam」テンポ感を間延びさせずに、あらたな展開が はじまったように表出していく テノール ・「miserere」の発音[z][r]の音、しっかり スペリウス ・2段目「susipe deprecationem」言葉をよく語るように ・3段目終わりのリガトゥラ。「miserere」がはじまることを感じて。 4枚目 テノール ・練習番号10「in gloria」響き、発声注意。 顔面のいわゆるマスク部分(目の下ほ頬や鼻の周囲:鼻空)で。 ・練習番号11の前の「patris」の下行、リズムの感じ方注意。 《Credo》 1枚目(8ページ) 全体 ・練習番号1の4セミ前から、カデンツを感じて スペリウス ・2段め終わりのブレヴィスからセミの上行、パート全体で切れないように 2枚目(9ページ) 全体 ・練習番号4から印象的な動きになるが、運動的よりは丁寧に表現をそろえて 3枚目(10ページ) 全体 ・「ex Maria virgine et homo」の「et homo」発音とニュアンスを揃える。 ニュアンスは、パキパキでなくグニグニ。 スペリウス&コントラ ・ページ終わりの「scriptu-」リズム感をもって、フレーズの終わりを感じて。 4枚目(11ページ) コントラ&ベース ・ページ終わりの「-nis」次のページの3のタクトゥスをすでに感じて 5枚目(12ページ) 全体 ・ぴょんぴょんしない感じの3のノリで ・言葉がどこからどこへいくのかを感じて ・最後の音の処理に注意 ■まとめ 全体に音程が安定してきてよい傾向といわれる。 響きのありかたを注意して頂けることが多くあり、それによる表現についてアドバイスを頂けた時間が多くあった。 ★次回はSanctus、Agnus Dei ▲
by fonsfloris-k
| 2009-07-05 13:30
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