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2月10日 グレゴリオ聖歌入門講座(東京)
本日はえびらホールで渡辺先生の指導のもと、
グレゴリオ聖歌入門講座最終回が行われました。

入祭唱:
・Gloria Patri →何度も歌われる句なので、手慣れた感じで歌えると良い
・繋がっている音符は繋がっているイメージで歌う。
・空間を見渡して、そこに満ちている響きを聴きながら歌うこと。そうすると音が揃う。

拝領唱:
・女声は男声の音に含まれる倍音に合わせるイメージで歌う。
・フィナリスの響きを共有する。5度上のときフィナリスと調和する音程を歌う。
・倍音の5度を歌うと、綺麗で、楽に歌うことができる。
アレルヤ唱1:
・terrae→母音のメリスマ部分で母音を伸ばすとき、口の形を変えないことで音をつなげること。

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by fonsfloris-k | 2018-02-10 10:00 | 講座レポート
1月13日グレゴリオ聖歌入門 (東京)
グレゴリオ聖歌入門講座

今日は花井先生のご指導の下、発表会で歌う予定の曲を練習しました。

・発表会で歌うのは、
○入祭唱 Spiritus Domini
○アレルヤ唱1 Emitte Spiritus
○アレルヤ唱2 Veni Sancte Spiritus
○拝領唱 Factus est repente
・長野の原村古楽合唱団がそれぞれのポリフォニーを歌う予定で、交互に演奏することになる。
・発表会では、大判の楽譜を全員で見ながら歌う。
・アレルヤ唱に関していくつか注意点。
○アレルヤ唱1のヴェルスス部分 (Emitte Spiritus から et renovabis faciem まで)はソロ (渡辺)。 "terrae" は全員で歌う。
○アレルヤ唱1では、ヴェルスス後に冒頭のアレルヤに戻ることはしないで、アレルヤ2につなげる。
○アレルヤ唱2では、ヴェルスス部分も全員で歌う。また、ヴェルスス後には冒頭のアレルヤに戻る。

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by fonsfloris-k | 2018-01-13 10:00 | 講座レポート
12月16日グレゴリオ聖歌入門 (東京)
グレゴリオ聖歌入門講座

今日は渡辺研一郎先生の指導の下、
拝領唱を中心に入祭唱を歌いました。

☆拝領唱
・sonusでブレスはとるが、ラテン語としてはその後vehementisまで途切れなく感じる。
・2世紀頃は一般会衆も聖体拝領を受けていた。11世紀頃、聖体拝領は司祭のみが行うこととなったが、それ以前までは聖体拝領唱には入祭唱と同様に詩編唱が含まれていた。(時間がかかるため)
・第七旋法、ソが終止音、レがドミナント。
・レが連続する箇所では音程が下がらないように注意。
常にソとレの和音が鳴っているイメージの中で歌うとうまくいく。

・トラクトゥルス:語尾で使われることが多い。弛緩する箇所で多用される。
・ヴィルガ:どんどん先へと進むエネルギーを持っている。言葉のアクセントの音節に多用される。


・sonusに付いているL Cの指示文字は、levare celeriter。levareは「(旋律を)持ち上げる」、celeriterは「素早く」。それぞれ独立した意味を示す。
・ザンクトガレンが"_/"で間にceleriterがある箇所でランが"・・"となってることが多い。

・allelúiaの箇所にLPと指示文字が付いているが、この場合のPはparvumを意味すると思われるが、このPはperfectumやpulcreと文脈によって解釈されることもあるので注意が必要。


☆入祭唱
・区分線について:ソレム的な歌い方に則るならば、
小:ブレスを取る場合と取らない場合がある。
中:一般的にはブレスを取る。(※前回ここで必ずブレスをするということでしたが訂正させていただきます。)
大:必ずブレスを取る必要がある。

→この曲についてはExsúrgat Deusの小区分線以外は全てブレスを行うと良い。


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by fonsfloris-k | 2017-12-16 10:00 | 講座レポート
11月11日 グレゴリオ聖歌入門講座(東京)
祐天寺の古楽院にて、渡辺先生の指導のもと
グレゴリオ聖歌入門講座が行われました。

本日は、
Introitus
Kyrie
Gloria
Ite missa est
を復習し、
Alleluia唱の2を始めて歌いました。

☆Introitus
・contineのtiはツィではなくティと読む。
tiの後ろに母音が来る場合、ツィとなる。
(ただし、tiの後ろに母音が来ていても、tiの前にs, t, xが来ている場合には、ティとなる)

・et hoc quod~omniaまで一息で頑張る。

・同じ音が続くとき、最初の音を意識して歌う。
(だんだん音程が下がりがち
・各自間合いを測りながら歌うのではなくて、各々で能動的に歌う方がうまくいく。

☆Kyrie
・第八旋法とかかれているが、中盤は第七旋法的。レ→ミを狙って高めにとる。
ソレムの人によるとギザギザの音符で声を震わす前を引き延ばし気味に歌う。
・ij:2回繰り返しを示す。

☆Gloria
・4種類teが続くところは次々に繰り出す。

☆Alleluia Ⅱ
・最初の中区分線直前のネウマは非常にレア
ペス・ストラートゥスと呼びと呼び、ペスで上がった音をもう一度繰り返す。
・tuorumのrumについてるネウマはペスの融化を意味し、ここではmをはっきり発音することを示す。
cordaのcorについてるネウマはヴィルガの融化を意味し、ここではrをはっきり発音する意味を示す。
Veniのveについてるsみたいなのは指示文字ではなくオリスクスというネウマであり、意味は前の音と同じものを繰り返す。
直前のクリマクスと合わせて考えるとここはファミレレとなる。



※区分線に関する説明に一部誤りがありました。申し訳ございません。次回、訂正の上改めてご説明いたします。よろしくお願いいたします。(講師)
次回はCommunio(聖体拝領唱)を歌う予定です。

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by fonsfloris-k | 2017-11-11 10:00 | 講座レポート
10月14日 グレゴリオ聖歌入門講座(東京)
10/14 10:00〜
渡辺先生の指導のもと、グレゴリオ聖歌入門講座がえびらホールで行われました。

本日のテーマは指示文字について。
ランとザンクトガレンのネウマ譜に出てくる指示文字について集めたプリントを片手に、
入祭唱とアレルヤ唱1の指示文字をネウマの中から探し出す作業をしました。


☆スルスムについて、現代の感覚だとrに見えるけどこれはs
☆入祭唱の一段目terの箇所、4線譜だとrまで同じ音程であるが、ザンクトガレンのネウマ譜をもとに演奏するならばterのrの箇所に相当するネウマにinferiusが付随しているのでこれだけを見て演奏するならば、rがの音程が下がる可能性がある。


☆mは他のネウマと組合わさると解釈しやすいが、単独で存在するmは解釈が難しい。(今日は深追いしませんでした)

ランとザンクトガレンで記法こそ違うが内容としては共通している箇所がある。
両方の写本を参考に奏法を探ることができる。

☆引き延ばされた"e","c","t"について、
引き延ばされてる範囲についてその指示文字が有効。
(H.I.)

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by fonsfloris-k | 2017-10-14 10:00 | 講座レポート
9月9日グレゴリオ聖歌入門 (東京)
9/9 10時
祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて、花井先生のご指導のもと、
グレゴリオ聖歌の概要についての復習からはじまり、入祭唱、キリエ、グロリア、キリエのトロープスを歌い、
アレルヤ唱1,2,続唱の説明までを受けました。


☆グレゴリオ聖歌の概要の復習
・10世紀ごろにネウマ譜で記譜され成立
・基本的に無拍であるが、詞句のリズムから三拍子で歌えるものもある。
・8つの教会旋法に大雑把に分類できる。
・ミサは固有唱、通常唱からなる。

☆キリエのトロープス
・各節三回繰り返すのは三位一体の現れ。
・"御言葉が肉となった"とはヨハネ福音書から

☆アレルヤ唱2
・第二旋法であるが、途中で第一旋法にいわば「転調」する。
・写本中のヴィルガがほぼ全体にわたって釘の頭みたいになっている場合は、
 エピゼマではなくその写譜者の筆跡と判断。

☆続唱
・同じ旋律を二回ずつ歌う。
・しばしば韻を踏み、リズムパターンは一定。
・その日の典礼の内容を説明するもの。

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by fonsfloris-k | 2017-09-09 10:00 | 講座レポート
7月8日 グレゴリオ聖歌入門講座(東京)
祐天寺のフォンスフローリス古楽院で第4回目のグレゴリオ聖歌入門講座が実施されました。
講師は渡辺先生です。
前半は"Regina caeli" (資料15頁)、後半は聖霊降臨の大祝日 
日中のミサの入祭唱"Spiritus Domini"(資料4頁)を歌いました。

☆通称「聖母のアンティフォナ」と呼ばれるグレゴリオ聖歌が4曲あり、
"Regina caeli"はそのうちの1曲。聖母のアンティフォナには他に、
"Alma redemptoris mater"(救い主を育てた母)、
"Ave regina caelorum"(めでたし 天の元后)、
"Salve regina"(めでたし 元后)がある。

☆聖母のアンティフォナは、聖務日課のうち一日の最後に行われる「終課」という
祈りの後に歌われる伝統があった。教会暦の時期によって、どれを歌うかが決まる。

☆"Regina caeli"は第6旋法の聖歌。第6旋法のフィナリス(終音)は「ファ」、
ドミナントは「ラ」。この二つの音程を意識する。
付点や音符の上の横線によって、ファとラが強調されている部分に注意。

☆3段目の"alleluia"の"al"や"lu"に見られる小さい音符は、
有声子音"l"や、二重母音"ui"の2つ目の母音"i"を歌うための音符。

☆"portare"の"por"や"Ora"の"O"など、同じ音節内で、同じ音を繰り返すところ(「反唱」と言われることがある)を練習。息を一回一回送るように、しかし音と音の間に空白(無音)は無いように。

☆"Spiritus Domini"の楽譜には、四角符の上下に、四角符よりも古い時代のグレゴリオ聖歌の楽譜が併記されている。上にあるのが9世紀フランスの写本(ラン市立図書館239写本)、下にあるのが10世紀スイスの写本(アインジーデルン修道院図書館121写本)からとられた楽譜。

☆反唱する部分が、古い時代のネウマ譜でどのように書かれているか確認。ランの方では「点・点・横線」、アインジーデルンの方ではアポストロフィのような記号が複数並ぶ。アインジーデルンでは、エピゼマと呼ばれる付加記号によって繰り返しの最後の音の音価の拡大をしている例がある。また、"terrarum"の部分では繰り返しの最後の音を示す記号が下に長くなっており、"r"の有声子音の発音を明瞭に行うことを示すのではないかと考えられる。

☆1段目のreplevitの"ple"の部分は、四角符によれば「ラド→ドレ」となっているが、アインジーデルンの古いネウマが示す旋律とは一致しない。同様に、"terrarum"の"rum"も。いずれもランの古いネウマが示す旋律とは一致。

次回は久々の哲郎先生の会です!皆さん体調をととのえてご出席下さい(^^)

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by fonsfloris-k | 2017-07-08 10:00 | 講座レポート
6月3日グレゴリオ聖歌入門 (東京)
祐天寺のフォンスフローリス古楽院で第3回目のグレゴリオ聖歌入門講座が実施されました。講師は渡辺先生です。
キリエのトロープス"Lux et origo"を前半に、後半はグロリアを歌いました。

☆グレゴリオ聖歌は移動ドの世界。先唱者の高さに合わせる。

☆構えずに流れに身を任せて歌う。

☆トロープスとは、聖歌のメリスマ部分に新たに歌詞を挿入した曲、歌詞も旋律も新たに作りそれを既存の聖歌に追加したものを言う。挿入された歌詞そのもの、あるいは旋律そのものもトロープスと呼ばれる。

☆今回取り上げたキリエ"Lux et origo"では、KyrieやChristeのメリスマ部分にラテン語歌詞が挿入され、主の説明を付加する内容になっている。

☆トロープスの語源は古代ギリシャ語の言葉が元になっていて( τρόπος) 、訳語には「変化」という単語がある(英語のa turn)。

☆繋がっている音符は一息で歌うイメージ

☆一つの音節で同じ高さ音を何度も繰り返す場合には、息は一回ごとに送られる。

☆in excelsisの「l」は音が乗る子音(有声子音)→小さい音符で書かれている。古ネウマの時代からこの記譜は存在し、子音に対する配慮がこのころからされていることがわかる。

☆Agnus Deiの"gnus"はネウマ譜だと「クリマクス」という音符で書かれている。3つの音で一つのグループを成すので、これも一息で歌う。

☆喋るように歌うこと。
(H.I)

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by fonsfloris-k | 2017-06-03 10:00 | 講座レポート
5月6日 グレゴリオ聖歌入門(東京)
2017/5/6 10:00
祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて
グレゴリオ聖歌入門講座の第二回目が櫻井先生のもと
行われました。

今回は、実際の歌い方のテクニックに重点を
置いた指導をうけながらキリエとグローリアを
歌いました。


☆ドミナントが来たらその音にとどまるイメージ。
☆音程が変わる時に喉で切らないように。
イメージとしては急速なポルタメント。
有声子音の時も同様。

☆ピタゴラス音律
純正な五度を取っていくと
平均律より2セント広いために、オクターブに収めるために
余計な24セント分をAsとCesの間に寄せる音律。
単旋律においてこの音律を使用するのは、半音はより狭く、
全音は広いために旋律のキャラクターがはっきりするので使用する。

☆音程が気になるときは、息を増やす。
☆ずっと基準音を心の中に鳴らしておくとよい。

☆"あ"の時の舌の位置より低くしない。
”お”、"う"は口をすぼめ、舌が下がらないようにすること。
→音程が低くなり、高い音程をとりづらくなるため。

(H.I.)

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by fonsfloris-k | 2017-05-06 10:00 | 講座レポート
4月8日 グレゴリオ聖歌入門(東京)
【グレゴリオ聖歌入門】4/8 10:00-12:30
4/8祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて
グレゴリオ聖歌入門講座第1回目が花井哲郎先生の指導のもと行われました。


ミサの固有唱と通常唱の区別について。
聖歌隊が歌う歌について。
聖歌というのは典礼のためにあり、教会暦に則る。

☆グレゴリオ聖歌としては、楽譜に記載されている内容は10世紀以降時代と共に徐々に単純化。それと同時にポリフォニーの発展がみられる。

☆トロープス:一音に対し一音節。
挿入句として聖歌のメリスマ部分に加えられたり、
全く新しい音楽とともに新しい詩が加えられることも。

☆アンティフォナの旋法によって
次に唱える詩編の歌い方が変わるので、旋法の分類が必要とされた。

☆今日は聖霊降臨の大祝日から、
キリエ
サンクトゥス
主の祈り
アニュス・デイ
閉祭唱
を歌いました。


(ひとこと)
第1回目お疲れ様でした!
2/12の発表会には皆さん忘れずに予定を空けておいてくださいね。(H.I)

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by fonsfloris-k | 2017-04-08 10:00 | 講座レポート