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2月10日ルネサンス音楽入門講座 (東京)
旗の台のえびらホールにて
ルネサンス音楽入門講座の最終回が
櫻井先生の指導のもと行われました。
ハインリッヒ・イザークのProphetarum maxime
を通して歌いました。

・冒頭の子音”Pro”をよく聞かせる
・声帯をピッタリくっつけた状態〜少し息漏れするくらいの状態のどの位置に自分の声の状態があるかを意識すること。音楽の表情によって使い分ける。→強い調子で歌いたいとき、息の量を増やすよりも、このように音色を変えることで対応する。
・ウの母音:唇の幅が厚くならないように注意する。


222ページ:
・点に向かう付点と抜ける付点があるのを意識して歌う。
・ネイネイで歌うと、各パートが何の音を歌っているか聴きやすくなる。

・音にはそれぞれキャラクターがあるのを意識
fa:やわらかい
mi:かたい

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by fonsfloris-k | 2018-02-10 13:30 | 講座レポート
12月16日ルネサンス音楽入門講座(東京)
ルネサンス音楽入門講座が祐天寺の古楽院にて
櫻井先生のご指導の下、行われました。

今回は最初から最後までイザークのProphetarum maximeをクワイアブックを使って歌いました。

・in utero manensを滑らかに繋がるように歌う。
・organaの箇所をみんなで切らない。
・aの母音の箇所は横に口を開かない。甲状披裂筋を収縮させつつ、口は縦に開く。
・oの音の時、舌が下がらないように。
・音価が短いところは軽く歌う。
この作品は計量譜になってから時間が経ったころに作られた作品で音符1つ1つが視覚的には切れてしまっているが旋律をつなぐ意識が大事で、特に声帯が緩んで音が減衰すると途切れた印象を与えるので緩めないようにする。

・P.255前半は三拍子の拍節感、後半はヘミオラ的なウネウネ感を表現する。

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by fonsfloris-k | 2017-12-16 13:30 | 講座レポート
11月11日 ルネサンス音楽入門講座(東京)
祐天寺の古楽院にて
ルネサンス音楽入門講座が櫻井先生の指導の下、行われました。

本日は、
イザークのprophetarum maximeの226ページから最後までを重点的に歌いました。

・声帯を寄せる筋肉を使う→エッジボイス
ちょうど良いところでバランスを取ると、倍音が出てポリフォニー歌うのに適した声になる。
エッジボイスで音程を上下させるとき、顎の裏に指を置いて、顎の筋肉が筋肉が反発してこないように気をつける。

・ネイネイの練習:TA筋を使い、ちょっと潰れ気味な声で練習する。高い音が空気が漏れたように抜けてしまわないように注意する。クワイヤブックで歌う際は、同時にどういう音が鳴っているか視覚的にわかりづらいため、空間にお互いが音をしっかりと供給必要がある。

・TA筋を引き締めることで声帯の筋肉の接地面積が広くなり、倍音が出る。これがないと、母音がみんな同じ音になってしまう。

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by fonsfloris-k | 2017-11-11 13:30 | 講座レポート
10月14日 ルネサンス音楽入門講座(東京)
10/14 13:30より、ルネサンス音楽入門講座が櫻井先生の指導のもと、
えびらホールで行われました。

ハインリッヒ・イザークのProphetarum maxime
の225ページから227ページまでと
"インスブルックよさようなら"を歌いました。


☆225ページからフェルマータまで、和声的な動きとなっているが、
原則ピタゴリアンに則る。
しかしとりわけトニックとして安定した三度の響きが出てきた時は三度を狭めに取ることで三度を綺麗に響かせる。

☆声帯の筋肉:TAとCTのバランスを整えることで、ハリのある声になる。
これはポリフォニーの時は輪郭をはっきりさせたほうがよいので特に大切。

日本のuと西洋のuは舌の位置としては同じであるが唇の形だけが違う。舌を押し下げないように注意。


☆ストローを使用した練習法
・歯で噛まない
・口の中の状態を通常時と変えない
・鼻から空気を漏らさない
・少ない息の量で歌う練習にいい

(H.I.)

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by fonsfloris-k | 2017-10-14 13:30 | 講座レポート
9月9日 ルネサンス音楽入門(東京)
9/9 13時30~
祐天寺にあるフォンスフローリス古楽院にて花井先生のご指導のもと、
ハインリヒ・イザークのProphetarum maximeをクワイヤブックをみんなで
見ながら225ページまでを歌いました。


☆言葉の話し方と歌い方はリンクしていて、
後ろの方に広がりが来るように、最初にアクセントがこないように歌う。

☆和音の構成要素としての響きを保持する。
自分の音に固執しないで、他のパートとの相対的な音程を大事にする。

☆拍の表のパートは裏拍から出て来るパートのために、合図をするイメージ。
裏拍から出る人はよくその合図を聞こう。

☆母音を口を開けすぎないほうが、音の成分のコントロールはしやすい。

☆短いフレーズを組み立てて、大きいフレーズを作っていく。言葉の流れに従う。

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by fonsfloris-k | 2017-09-09 13:30 | 講座レポート
6月3日 ルネサンス音楽入門(東京)

6/3祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて櫻井先生の指導のもと、

ルネサンス音楽入門講座の第3回目が行われました。

前半はイザークのProphetariummaxime222ページまで歌詞を当てて歌い、後半は223ページの音取りまで歌いました。

この時代の楽譜には歌詞が厳密に音符の下には記載されていないのでどの音符でどの歌詞を歌うかは奏者の裁量に任される部分が多い。

省略形で書いてある歌詞がunなのかumなのかについては、単語を知らないと判断できない。

demonstrastiで一語。

拍をカウントするのはいいが、体で刻むと声に出てしまうので、体で刻まない。

salutastiのメリスマ部分は後に向かって膨らんで最後収まるように歌う。

スーっと息が続くように旋律の流れを分断しないように。

イーとかエーとかの母音を歌う際、顎の開きが狭くならないように。

落ちた時はカデンツァを探して復帰するといい。

ファを低くとるとより柔らかくなり、ミを高くとるとより固さがます。

次回は三分割リズムが始まるところまでやる予定です。(H.I)


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by fonsfloris-k | 2017-06-03 13:30 | 講座レポート
5月6日 ルネサンス音楽入門(東京)
2017/5/6 13:30
祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて
ルネサンス音楽入門講座の第二回目が櫻井先生のご指導のもと
行われました。

イザークのProphetarum maxime
の221ページまでラテン語の歌詞を当てました。

☆休符について、セミブレヴィスとミニマに当たる休符は
モダン譜の全休符と二分休符の黒い面積が線になったものと思うと覚えやすい。

☆パートによって難しさが異なり、コントラテノールはテノールの間を埋めるように装飾的であり難しい。

☆楽譜の端を同時に眺めることで大局観を持つと、他のパートも聞こえるはず。
拍を数えるというよりかは、他のパートを聞いて歌うこと。

原典の計量譜には歌詞が一部特殊な書き方になっているので注意。(H.I.)

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by fonsfloris-k | 2017-05-06 13:30 | 講座レポート
4月8日 ルネサンス音楽入門(東京)
【ルネサンス音楽入門】
4/8 13:30-16:00
祐天寺のフォンスフローリス古楽院にて
ルネサンス音楽入門講座第1回目が花井哲郎先生の指導のもと行われました。


☆17世紀以降と16世紀までと記譜の仕方が全く異なる(16世紀までは小節線がない、
各パートが別々に書かれている、
四分音符基本ではない、
リガトゥラなど今の楽譜と大きく異なる)

☆ムジカ・フィクタについて
→当時の人は歌いながら判断して半音上げ下げするほど即興の技術がある。

☆ハインリッヒ・イザークのProphetarum maximeを歌いました。
歌詞は当てず、まず各パート音程のみで歌うところまで。

☆フォーブルドン:最上声との関係で平行4度、6度で推移する即興和声の書法。


(ひとこと)
まずは第1回目お疲れ様でした!
皆様、春期集中講座の内容を忘れていませんでしたでしょうか(私はつい3週間前の内容かなり忘れてることに愕然としています…とほほ)
2/12の発表会は忘れずに予定を空けておいてくださいね。(H.I)


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by fonsfloris-k | 2017-04-08 13:30 | 講座レポート
3月20日 春期集中講座「初めてのルネサンス音楽」第2日目 (東京)
2017 3/20 14:00-17:00
春季集中講座「初めてのルネサンス音楽」第2日目

【総括】
イザーク「インスブルックよさようなら」
ビクトリア「聖週間の聖務日課」
について、作曲家のエピソードを交えつつの花井哲郎先生の指導で
4パートに分かれて歌いました。


【前半】
☆ハインリッヒ イザーク(1450年頃 - 1517年)
1年の主要な祝祭日について体系的に作曲した。
どれもそつがなくしっかりした作品。
(ハインリッヒ・イザークについては、
なんでも注文に応じてくれ、良い作品を作る良い職人といった感じ。
これに対してジョスカンは気乗りしたときしか仕事に応じないし、
給与も2倍必要とする。しかし人を感動させるような非常によい作品を残した。)

☆「インスブルックよさようなら」
・音部記号の箇所についている♭は、調号を示しているわけではなく、
 ここの音に"♭が付く可能性"があることを示している。
(これがビクトリアあたりになると、調号と同じ扱いになり、常に♭が付くことを示す。)
 "♭が付く可能性"→歌っていて響きがおかしくなりそうなところを、半音下げる事。
 これをムジカフィクタ(musica ficta)という。
Altusの1段目の後半にミの音の上にマークが付いているがこれは2度上であることを示す。
 作者自身による修正マークと思われる。
 音符の下についているときは下にずれることを示す。


~~休憩~~


【後半】
☆トマス・ルイス・デ・ビクトリア「聖週間の聖務日課」
 聖金曜日の朝課においては詩編3回、その後に朗読(預言者エレミヤの哀歌)
 →レスポンソリウムの組み合わせを3回行う。
 レスポンソリウムとは、その構成の中に反復パターンが存在するためにこう名付けられた。

 ・各パート譜の"Tacet"は休止
  例)"O Vos Omnes Tacet"→"O Vos Omnes"で歌いだす箇所については歌わない。
  "Ut Supra"→前出と同様に。
  例)"Si Est Dolor Ut Supra"→前述の"Si Est Dolor"の箇所をまた歌う。

・コロル
 もともと白い音符を黒くする(黒色計量記譜法の時代には赤く塗っているので、
 カラーcolorという意味で名付けられた)
 これにより、音価を2/3もしくは、一つ下の音価の付点とすることを示す。


【ひとこと】
ルネサンス音楽の白色計量譜に親しんだ二日間でした。
プロポルツィオやムジカフィクタについては今の感覚からすると
し難しいところですね。皆様二日間お疲れ様でした!(H.I.)

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by fonsfloris-k | 2017-03-20 14:00 | 講座レポート
3月19日 春期集中講座「初めてのルネサンス音楽」第1日目(東京)
3/19 14:00〜17:00
フォンスフローリス古楽院
春期集中講座「初めてのルネサンス音楽」

【総括】
・ルネサンス音楽の多声合唱について勉強する2日間のうちの第1日目が終わりました。
・花井先生によるルネサンス音楽のポリフォニーの成り立ちについて、また白色計量譜の読み方などのレクチャーの後、ビクトリアのポリフォニー作品を計量譜をみながら歌いました。


【前半】
☆パートの成り立ちについて
☆16世紀以前の音楽について
☆クワイヤブックについて
☆白色計量記譜法について
☆メンスーラについて
☆トマス・ルイス・デ・ビクトリア「主の受難の金曜日」を計量譜を見ながら歌おう


☆パートの成り立ちについて
・ルネサンス期は今日のSATBがかたまりつつある時代である。そもそもパートの名前はどのような役割かに由来する。
・例えば、テノールは保つ人とい意味。
ポリフォニーは元来グレゴリオ聖歌の定旋律に対旋律をつける中で発展してきた関係で、定旋律を保つのがテノールの役割であった。
・そのうちに上の声部が旋律を歌うようになりそれをカントゥス、テノールと同じ声域で対旋律を歌うのをコントラテノールと呼ぶようになる。
・15世紀にはミサ曲を一連の作品として作るようになる。この時4声めのバッススが生まれる。
(コントラテノールの高い方をコントラテノールアルトゥス→後のアルト
コントラテノールの低い方をコントラテノールバッスス→後のバッスス
と呼ぶようになった。)
・ポリフォニー声部数の主流は
14世紀→3声
15世紀→4声
16世紀→5声/4声
・音楽のメインストリームが15世紀はフランス・フランドルであるのに対し16世紀はイタリア、スペインとなり、声域の分業化が進み、パートがそれぞれの声域に特化していく。

☆16世紀以前の音楽について
・小節線がない。というのもテノールが横に流れていく音楽が元にあって、そこに即興的に乗りかかって響きを作るところからポリフォニーが興ったから。これはポリフォニーの始まりから、16世紀まで日常的に行われた。複雑なのものは書き留めるが、基本は即興であり、楽譜からアプローチする我々とは真逆の方向性である。
・即興する際に全くの自由だと加えづらいので、1つの音符に加えるのは2つか3つにしよう→フランス式の二分割、三分割リズムの記譜法が生き残る。
・それまで旋律の横の響きが重なったものと捉えられていたのが、1600年以降の音楽は通奏低音の登場で和音で縦の響きでとらえるようになる(→これは現代譜でもあまり困らない)しかし、それ以前の音楽では、現代譜に起こす時の音価の拡大縮小の倍率が校訂者によってまちまちなので当時の楽譜を読む方がよい。


☆クワイヤブックについて
1500年ごろ楽譜の印刷がされるようになったが、依然として筆写に頼る部分も多く、合唱隊においてはクワイヤブックを囲むことが多い。この歌い方は、指揮が見えないので必然的にみんなで聞き合いながら歌うし、すぐ変化に対応できるような歌い方になるはずである。ただもともと人に聴かせるものではないので、現代のコンサートには向かないかもしれない。

☆白色計量記譜法について
・15世紀にインクの節約等の理由で音符が白くなる。
・感覚的にはセミブレヴィスが四分音符に相当。音価の大小関係はマキシマ>ロンガ>ブレヴィス>セミブレヴィス>ミニマ>セミミニマ>フーサの順。
・リガトゥーラは2つ以上の音程の高低関係を示す。上行形、下降形で垂直線の場所が異なる。
・左上向きに棒があると、そのリガトゥーラの初めの2音は両方ともセミブレヴィスとなる。

☆メンスーラについて
・メンスーラとは二種の音符の数比関係について示す。
・○はテンプス(ブレヴィスとセミブレヴィスの関係)について完全分割(3分割)をしめし、cは不完全分割(2分割)を意味する。
・中心部の点の有無は、プロラツィオ(セミブレヴィスとミニマ)の関係を示し、有が完全、無しが不完全分割を意味する。
・4/4がcなのはここから由来している。2/2がcに縦線なのも同様。

☆この後、トマス・ルイス・デ・ビクトリア"主の受難の金曜日"を休憩を間に挟みつつカントゥス、アルトゥス、テノール、バッススに分かれ、計量譜を見ながら歌いました(休憩後は第2アルトゥスも含む)

【ひとこと】
最初は見慣れない計量譜に苦戦していたみたいですが、最後は綺麗なハーモニーを響かせることができて、皆様さすがの実力者揃い!皆様お疲れ様でした(H.I.)




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by fonsfloris-k | 2017-03-19 14:00 | 講座レポート